仙台サポート会議も一年@仙台
3月11日以降、毎月仙台で開催されてきた仙台サポート会議ですが、今日の開催で12回目となりました。本日午後1時から仙台教区本部で、仙台の平賀司教を議長に、各管区代表の幸田(東京管区)・諏訪(大阪管区)・浜口(長崎管区)の三司教、復興支援からは私と神田神父と濱口氏、仙台教区のカリタス担当ミゲル師、カリタスジャパンの田所氏、仙台教区サポートセンターの小松師と成井師、カトリック新聞の取材、オブザーバーで宮古に関わる札幌教区の上杉師など、多くの方が参加して開催されました。
前回の会議(私はバンコクへ出張で欠席しました)から、これまでの一年の活動の見直しと今後の展望について意見交換が行われていますが、全体の評価の必要性も含めてもう少し検討を続けることになりました。それぞれの現場での活動も順調に進んできていることから、2年目はこの会議も隔月の開催となりましたので、次回は5月です。
もちろんそれぞれの個別の支援活動について、純粋に活動自体の評価は必要だと思います。現場での状況の変化の中で様々な選択と決断をして活動を継続してきたわけですが、ある時点で客観的な評価をすることが、今後の活動の継続にとっても重要ですし、将来に対しても意味があることだからです。
同時に、今回は、しばしば言われるように、日本のカトリック教会が全体として被災地への支援に取り組んだという、これまであまり前例のない大きな広がりを持った活動となったのですから、全体について、教会の視点からの評価も必要だと感じています。福音に生きるものとして教会は、今回の大震災にあたってふさわしくあかしに生きることができたのか。福音的価値観を宣言することができたのか、評価していくことは大切だと思います。
夕方5時頃に会議は終わり、私は車で東北道と磐越道を経由して、途中夕食もいただいたので、夜10時近くに新潟へ戻ってきました。行きと違い夜でしたので、高速の工事による渋滞もなく順調でしたが、東北道はとにかく交通量が凄まじく多い。無料措置が3月いっぱいで終わるので、4月以降は交通量がどうなるのでしょう。
上の写真は今日の会議。その下は仙台教区本部掲示板に貼ってあった復活のポスター。なかなかすてきな色合いだったので、思わず撮影。
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