カト・ボラ大会@安里教会
既報の通り、4月14日朝から本日15日のお昼にかけて、沖縄県那覇市にある安里教会を会場に、日本カトリック・ボランティア連絡協議会の第11回総会が行われ、全国の会員おおよそ70名が参集しました。今回のテーマは「地球単位で行動できるボランティアをめざして」とされました。さすがに距離や費用のこともあり、札幌、仙台、新潟からの参加はありませんでしたが、関東圏や関西圏を中心に会員が集まっておりました。私は前回3年前の新潟大会以来、担当司教を務めております。
初日は会長の廣岡洋子さんのご挨拶や、地元の那覇教区押川司教の挨拶に始まり、サブテーマの「平和は沖縄から」について、地元の高里鈴代さんから講演をいただきました。私自身は10年ほど前にも一度高里さんのお話を聞く機会をいただいたことがあります。その当時、高里さんは那覇市会議員でしたが、4期15年務めて2004年には辞められたとのこと。現在は「基地・軍隊を許さない行動する女達の会」の共同代表を務められご活躍の由。沖縄の現状と基地の問題について90分間、語ってくださいました。
昼食後2台のバスに分乗して参加者は普天間基地と嘉手納基地を見学。もちろん外から。下の写真は普天間基地近くの嘉数高台から眺めた普天間基地です。まさしく町の真ん中にある凄まじい存在でした。その後道の駅嘉手納へむかい、屋上から嘉手納基地を見学。安里教会へ戻り、地元の信徒の方々や押川司教様を囲んで交流会。
二日目の今日は朝9時から安里教会でミサに参加。私が司式させていただきましたが、押川司教様と、引退されている前任の石上司教様もご一緒くださいました。感謝。ミサ後には総会を開催し、廣岡会長を始め役員を再任して、お昼には閉会となりました。朝方には雨模様の那覇でしたが、昼頃からは晴れ間ものぞく新潟とはちょっと異なる天候の、南国でありました。2時間半のフライトで戻ってきた新潟は、やはりまだ寒かった。
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