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2012年6月13日 (水)

復興支援全国担当者会議終了@仙台

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月曜日から仙台教区各地を会場に開催されていた司教協議会の東日本大震災復興支援担当主催の全国担当者会議は、各地での現地視察を経て、本日の元寺小路教会における全体会議で終了しました。

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南はいわきから北は宮古まで、仙台教区内の各ベースに分かれて参加者は現場を体験し、昨晩遅くに仙台に集結。今朝は朝9時から、元寺小路教会に集まりました。午前中のプログラムは二部構成で、前半が主に津波の被災地での活動、そして後半が福祉までの活動を中心に、実際に現地で関わる方々が短い時間でしたが活動を報告し、また全国に期待することをかたりました。会場には全国の各教区から担当者などを含め60名を超える方々が集まりました。

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昼食を挟んで午後1時半からは平賀司教司式のミサ。会議参加者だけでなく、仙台教区の多くの司祭や修道者、信徒の方々が参加してくださり、聖堂は一杯でした。ミサには平賀司教の他に諏訪司教と濱口司教と私と4名の司教の他30名を超える司祭団の共同司式でした。

ちょうど10月からは信仰年が始まることもあり、司教団では日本の教会としての取り組みを検討しているのですが、考えてみれば、これこそがまさしく日本の教会が全体として取り組んでいる信仰の具体的な発露だと、本日の報告を聞いていて感じました。信仰があるからこそ、私たちは手をさしのべざるを得ないのだし、また私たちの生き方を通じて福音の価値観があかしされ、多くの人に伝わりつつある。その具体例を今日多く耳にしました。わざわざ取り立てて福音を語るのではなくとも、それに真摯に生きることによって、やはり伝わるものがあります。まさしく日本の教会は今、新しい福音宣教を来ているのだと思います。その意識を、全国で共有していける道を探りたいと思います。

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