まもなく平和旬間です@新潟
間もなく平和旬間です。新潟教区の各地でも、様々な行事が連年通り予定されていますが、さっそく明日、7月29日の日曜日、午後1時半から、新潟教会で太田勝神父の講演と平和祈願ミサが行われます。どうぞご参加を。
平和旬間は、1981年に日本を訪問され た教皇ヨハネ・パウロ2世の広島における力強いメッセージ、とり わけ「戦争は人間の仕業です。戦争は人間の生命の破壊です。戦争 は死です」との訴えに触発されて、当時の司教団が始めた祈りの時 です。
広島に原爆が投下された8月6日から、長崎に原爆が投下された8 月9日をはさみ、敗戦を思い起こす8月15日までの10日間、私 たちは平和への思いを新たにし、祈り、行動することが求められて います。
司教協議会会長の談話も発表されています。どうぞこちらのリンクからご覧ください。
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2011年3月11日以降、この国において多くの人が生命の尊さ を実感し、それを守り抜くことこそが最優先の課題であるという認 識を深めたのではなかったでしょうか。神の願いを無視し、神の計画に背こうとする人 間の思いや行動が、神からの「たまもの」である生命を、ないがしろに してきたではありませんか。そしてそれを正当化するための、様々 な言い訳を考えることに、なんと人間は長けていることでしょうか 。
広島に原爆が投下された8月6日から、長崎に原爆が投下された8
司教協議会会長の談話も発表されています。どうぞこちらのリンクからご覧ください。
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2011年3月11日以降、この国において多くの人が生命の尊さ
大震災以降、特に福島の人たちを巻き込んで、その自由と希望を 奪う現実を生み出してしまったにもかかわらず、私たちの国は再びそれを避けようと する未来にむかって進んでいるとは全く感じることができないのは、一体どうし たことでしょう。政治や経済に生きる方々には、それぞれの思いがありそれぞれが大切にするものがあって、今の道を進まれていることでしょう。それだからこそ、神を信じ宗教に生きるものは、神の価値観こそが大切だと声を上げ、私たちが信じる倫理的に正しい選択肢を掲げたいと思います。
新潟教区の平和旬間の行事としては、それぞれの地区での例年の行 事や祈りの時が設けられています。新潟地区では、少し早いのです が、明日、7月29日(日)の午後1時半から、福音の小さい兄弟 会の太田勝神父様を講師にして、「原発と差別」というテーマでお 話をいただきます。その後3時半頃から大聖堂で、平和祈願ミサが 捧げられることになっています。日曜日ですが、お時間のある方、 どうぞご一緒ください。
新潟教区の平和旬間の行事としては、それぞれの地区での例年の行
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