新潟教区宣教宣言ができました
教区創立100周年の記念として考えておりました、教区宣教宣言が一枚に刷り上がりました(A4横刷り)。できるだけ多くの新潟教区信徒の方に署名していただき、教区大会で奉献していただければと期待します。提出された宣言は、もちろん皆さんお一人おひとりが神様に向かって誓われるという意味と同時に、将来の200周年に向けて、しっかりと司教館で保管しておきます。提出していただく用紙以外に、お手元に残して記憶に残していただくために、カードも作成しています。間もなく小教区へ配布されます。そこで、宣教宣言の全文を、ここに記しておきます。
カトリック新潟教区 創立100周年
教区宣教宣言私たちカトリック新潟教区は、秋田、山形、新潟の三県において主イエスの弟子として福音に生き、またその証しに生きて教会共同体を育て、今年で創立100周年を迎えました。
私たちはこの地域において小さな共同体ですが、地域に根ざして生きるなかで、キリストの弟子としての生き方を模索し実践してきました。これまでの100年の歴史を踏まえながら、あらためて社会の現実の中で福音の価値を告げ知らせ、その証しに生きていくことを決意しています。
新たな100年の初めにあたり、私たちは以下の課題に優先的にとりくみます。
A: 世代、国籍、文化の違いを乗り越え、喜びと思いやりにあふれた「私たちの教会」を育てる。
B: 教区、地区、小教区において、お互いの情報を共有し交わりを深めることで、社会における教会の役割を自覚する。
C: 継続した信仰養成を充実させ、社会の現実のうちで言葉と行いを通じて福音を証しする信仰者へと脱皮する。私たちは新潟教区の信仰の先達である福者ルイス甘粕右衛門をはじめとする53名の米沢の殉教者の信仰に励ましを受け、勇気をもって社会の現実に立ち向かい、キリストの愛を証しする業に取り組んでいくことを誓います。
2012年10月8日
写真でわかるように、右側のページには「わたしの宣教宣言」と書いてあり、「わたしは創立100周年教区宣教宣言を受けて、以下の目標に取り組んでいくことを宣言します」とあり、ご自分の言葉を記す欄が設けられています。空白でも構いませんが、どんな小さな事でも構わないのです。何か一言記していただければと思います。
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