新潟教区カトリック保育者研修会@新津
第41回目となる新潟教区カトリック保育者研修会が、新潟市の新津で開催されています。今年のテーマは「カトリック幼稚園・幼児施設に求められているもの」で、主に新潟県内と秋田県からは本荘の幼稚園から、160名ほどが参加しています。基調講演者として、名古屋の南山高等学校校長の西経一神父(神言会)をお願いし、「ともに育ついのちと愛」というテーマで、いつものようにおもしろいお話を聞かせて頂きました。西神父は私にとっては同じ修道会の先輩ですが、今回は私が頼んだというわけではなく、他の機会に西神父の話を聞いた先生たちのリクエストだったそうです。よくまあ、忙しくてなかなか捕まらない人が、新潟まで来てくれました。
この研修会は秋田から新潟までのカトリックの幼稚園や保育園で働く職員を対象に、以前は泊まりがけで行われていました。ところが長年利用していた格安のホテルが廃業になり、同規模を泊まりがけで行える格安な施設も新潟にはないことから、一昨年から持ち回りで一日研修会になっています。企画や運営は各園の主任級の先生たちの代表で委員会を構成して、実行してくださっています。
新津といえば古くから鉄道の町。いまでもJR東日本の工場があります。今日の会場は、新潟市の大合併の結果として2年ほど前に新津駅前に建てられた地域交流センター。ここには新津地域の社会福祉協議会などが入っており、研修施設も十分に備えられ人気の施設のようです。施設からは目の前に新津駅が見えるのですが、構内にはできあがったばかりの高崎線用の新造車輌が入線していました。今回は新津や加茂の先生方が協力して会場準備にあたってくれました。ちなみにどちらの幼稚園も、新津教会主任司祭の鎌田神父(新潟教区の現在現役最長老)が園長先生です。
鎌田園長の挨拶によれば、今日の一番の売りは、鉄道の町にちなんで、しっかりと事前チェックをして選んだお昼のお弁当。さすが鉄道の町で、今でも何軒かの駅弁屋さんがあり、新潟駅などでも買うことができます。
参加者は午後からはグループに分かれて、「自己評価」、「人間関係」、「宗教教育」、「発達障害児保育」のテーマで話し合いを行い、午後3時から閉会ミサで終了となります。
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