高田で堅信、札幌で月例会、そして任命
先日10月28日の日曜日は、新潟県の上越市にある高田教会で堅信式でした。上越市には直江津と高田に教会があります。ちなみに直江津教会は次の日曜日に訪問の予定です。
高田教会の現在の主任は直江津教会主任と兼任で、フランシスコ会のフーベルト師。ドイツ出身です。高田教会にはフランシスコ会の続橋神父と教区の高藪神父が協力司祭として任命されています。
この日曜日には5名が堅信を受けました。そのうちの4名が中学生。長岡地区では以前から主に幼児洗礼を受けた子どもたちをしっかり指導し続けており、中学生の時に堅信を受けるように配慮されています。もっともこの年代は学校や地域の行事、特に学校の部活で日曜日は多忙を極めることになり、教会から足が遠のく時期でもあります。この時期に堅信を受けることで、心の片隅に教会のことをしっかりと刻みつけておいていただければと、期待しています。ミサのあとには堅信を受けた方々とご家族とで、祝賀の食事会。ご家族の方々が用意してくださったと伺いました。感謝します。そして堅信を受けられた方々、おめでとう。
さて堅信式が終わって北陸道を新潟へ戻り、そのまま新潟空港へ直行して午後4時近くの飛行機で札幌へ。月曜の朝から行われる札幌の司祭月例会に出席するためです。毎月1回、主に札幌地区で働く司祭団を中心にして情報交換や研修などの集まりをしています。それに合わせて顧問会を開催することもしばしばです。
昨年の今頃、2012年の年間予定を組んでいた頃は、まさかこの時期になっても私が札幌の教区管理者を続けているとは思っていなかったのですが、間もなく11月で丸3年が終わり、兼任の4年目が始まります。一日も早く、札幌教区に新しい司教が任命されるように祈るばかりであります。
そんななか、めずらしく土曜日に、教皇様からの新しい任命の発表がありました。いつものように各地の新しい司教任命に混じって、諸宗教対話評議会と開発援助促進評議会(Cor Unum)のメンバー(多分、委員と訳すのだろうと思います)の任命が発表されておりました。
その中には日本からの任命もありました。東京の岡田大司教が諸宗教対話評議会に、そして私が開発援助促進評議会のメンバーに任命していただきました。任期は5年ということです。発表された任命はこちらのバチカンニュースサイトに、そのほかの任命と一緒に英語で掲載されていますが、これですべてというわけではなくて、すでに任命されている委員への追加ということだと思います。確か開発援助促進評議会には、全部で40名ほどのメンバーがいると以前に伺ったことがありますし、そもそもその多くは枢機卿さんたちです。
私の手元には数日前に、国務長官のベルトーネ枢機卿がサインしたの任命書が届いておりました。もちろんラテン語であります。
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