堅信式のダブルヘッダー@柏崎と十日町
本日の日曜日は、堅信式のダブルヘッダーでした。朝9時から柏崎教会で6名の方の堅信式。その後は3時から十日町教会で、3名の洗礼式とそのうちの大人一人の堅信式。一緒にしたら良さそうなものですが、しかし大事な小教区の司牧訪問も兼ねていますから、いまのところ新潟教区の堅信式は小教区でそれぞれ個別にしており、合同堅信式は滅多に行っていません。その点、札幌では合同堅信式を以前から行ってくださっているようで、現在の兼任状態では札幌教区のすべての小教区訪問が可能ではありませんから、助かっております。(写真上は、今日の柏崎教会聖堂)
さて、柏崎教会は新潟からは北陸道で1時間半ほど。今朝は朝7時に司教館を車で出発して、快適なドライブでした。柏崎のミサは聖堂にほぼいっぱいの方々、幼稚園の先生たちも参加してくださいました。柏崎はフランシスコ会のバッシ神父のユニークな指導で、長年に渡り多くの受洗者を出してきた教会です。今日も、そんな洗礼志願者を紹介していただきました。以前は柏崎を拠点とするブルボン製菓などで働く南米出身の信徒の方も大勢いらしたのですが、現在はリーマンショック後激減したと聞きました。ミサ後には、一階のホールで(聖堂は2階です)茶話会。その後バッシ師と昼食をいただいてから、車で十日町へ移動。
山の中を越えていくような国道を1時間ほど走ると十日町市です。途中、雪よけの道路の屋根が多く見られましたが、冬は移動も大変そうです。こんな道を、90才近いバッシ神父は、現在でも柏崎と十日町の幼稚園園長を兼任しているので、しばしば移動されています。その苦労たるや、想像に難くありません。(写真は十日町教会正面)
十日町教会は信徒の大半がフィリピン出身の信徒の方々です。今日は二人のお子さんが洗礼を受けられtましたが、そのお二人もお母さんはフィリピン出身。洗礼式の時には、写真を撮りたいお友達が前に押しかけ、それなりのエネルギーを感じるミサとなりました。もっとも私個人は、ガーナで働いていた頃にもっとダイナミックな動きのある行事やミサに直面していたのでそれほど驚きはありません。(日本人的には厳粛さに欠けて落ち着きがないのですが、厳粛さには文化ごとの違いがありますから、それはそれで仕方がないというのが、私がガーナで学んだことです)ミサには、主に海外から来られた信徒の方々の司牧を担当している、長岡教会のロレンゾ神父(神言会)も来てくれました。この写真にあるように、新潟教区の多くの教会は、多種多様な文化や言葉の背景を持った人たちによって成り立っています。そして多くの小教区で、海外から来られた信徒の方とその家族が、将来の希望です。
ミサ後にはいつものように楽しい持ち寄りのパーティーでした。洗礼や堅信を受けられた皆さん、本当におめでとう。
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