この一年に感謝
まもなく2012年が終わろうとしています。この一年、多くの方に出会い、多くの方から祈りをいただき、また多くの方に協力、助力をいただきました。心から感謝申し上げます。とりわけ、新潟教区と札幌教区の皆様に感謝いたします。
司教職を果たすには、まだまだ足りないところばかりが浮かび上がってくるのですが、どうぞ新しい年においても、皆様のお祈りと助けをお願い申し上げます。残念ながら、2012年中にと想定していた札幌の新司教は決まりませんでした。新しい年にはできる限り早く任命がありますように、お祈りのほどお願い申し上げます。
今朝の新潟日報に、うれしい記事がありました。全文を写して掲載するわけにはいきませんので、一部だけの写真ですが、『歩む結ぶ』という特集記事の最終回に、『被災地の外国人妻』というタイトルで、大船渡で力強く復興に励むフィリピン人の女性たちと、それを支えるカトリック教会の活動が掲載されています。特に彼女たちと歩みをともにしているシスター野上とハルノコ神父について、またカリタス大船渡ベースや教会についても触れられています。こうやって紹介していただけるのはうれしい限りです。多分、新潟日報の独自取材ではなく共同通信の配信記事かと思いますので、全国の他の地方紙にも掲載されているものと思います。何度も繰り返していることですが、わたしは全国にいるこういった海外から来られて定住している信徒の方々は、その来日の経緯がどうであるにせよ、すべてが神様のはからいによる、新しい宣教者の派遣であると信じています。
『忙しい』を口実にして、すべき事を投げ出すことは、これまでの人生で、できるだけしないことにしてきました。記憶している限りでは数回しかありません。しかし残念ながら今年は、本当に年末まで忙しくて、クリスマスカードも年賀状も間に合いませんでした。
例年私から年賀状を受け取られていた皆さん。申し訳ないが、今年は間に合いませんでした。
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