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2012年12月 2日 (日)

社会司教委員会シンポジウム@大船

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司教団の社会系委員会を包括する社会司教委員会は、一年ほどの準備期間を経て、今年の2月に「なぜ教会は社会問題にかかわるのか」という小冊子を発行しました。第二バチカン公会議以降、教会が社会の問題にかかわる機会が増えていますが、それが単なる政治的関心や、ましてや政治的意図に基づくのではなく、福音的生き方の根本に立つ時、当然するべき行動であることについて、様々な側面からQ&Aの形で応えている内容です。

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この小冊子の発行を記念して、社会司教委員会では全国の3管区のそれぞれ1カ所で、司教が直接語るシンポジウムを企画しました。すでに10月には長崎で行われ、2回目が昨日の土曜日午後1時から、横浜教区の大船教会で行われました。

今回のシンポジウムは、私が委員長である高見大司教に代わって挨拶し、その後イエズス会のマシア師が基本について解説。そして溝部司教が「殉教と殉国」というテーマで、その後谷司教が「奄美のカトリック排撃運動とカトリック教会」というテーマで話をしました。最後にいくつかの質問に答え、4時過ぎに終わりました。全体の司会は諏訪司教でした。会場の聖堂には大勢の方が集まってくださいました。また入り口では中央協の出版部が、回勅やカテキズムなどを販売し、好評をいただいたようです。おいでくださった皆さん、ありがとうございます。

次回は3月16日に大阪梅田教会で開催され、私と平賀司教がお話をすることになっています。

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