ご復活おめでとうございます
皆様の小教区では、どのようなご復活のお祝いを過ごされましたか。新潟教区の司教座聖堂である新潟教会では、昨晩の復活徹夜祭で、四名の方が洗礼を受けられました。各地の教会で洗礼を受けられ、新しく教会共同体の仲間になられた皆さん、本当におめでとうございます。洗礼を受けるために、かなりの時間を費やして勉強をされてきたことだと思います。もしかしたら、これでもう勉強会から解放されると思っておられるかもしれません。しかし信仰の道は生涯続く道です。これからの人生の中で、信仰の学びを深め継続して行かれますように。
もちろんその道は一人で孤独に歩むものではありません。私たちの信仰は孤独のうちに生きる信仰ではなくて、共同体とともに生きる信仰です。そもそもそのために、洗礼を受ける時にともに歩む代父代母がいるのです。代父代母を通じて教会共同体につながっていてください。そしてともに毎日の生活の中で信仰を生き、日曜日にはともに教会に集い一緒に祈ることで、これからも信仰を深めてください。
また教会共同体の皆さんにあっては、新しい仲間を心から迎え入れ、ともに歩む決意を新たにしてください。一緒に育て育む信仰といたしましょう。
復活の主日の今日、新潟は雨でした。かなり多くの地域で雨だったのではないでしょうか。それでもこれまでの冬から、一気に暖かな春の兆しを感じることができる日曜日でした。
新潟教会では復活の主日のミサ後、信徒会館で受洗者のお祝いと、この度東京教区へ戻ることになった江部主任司祭への感謝の集いが開かれました。多くの方に参加していただき感謝します。
今日の集いでは、最後に江部神父様の得意の尺八とリコーダーの披露もありました。私も神学生の頃に歌っていた歌を、ピアノでいくつか披露させていただきました。
東京の岡田大司教様の強いリクエストで、新潟の主任司祭を4年間務めていただいた江部神父様は、この度東京の神田教会に転勤です。来週4月7日が、新潟教会での江部神父様の最後のミサです。その後、青山教会からラウール神父が新潟教会の主任司祭として移ってきます。江部神父様、ありがとうございました。司教座聖堂の主任司祭は、楽な仕事ではないと思います。特に司教座聖堂というのは、いつも背後には司教の影があるので、普通の主任司祭のように自由にできないところもあるのだと思います。しかも自分の所属する教区ではなかったので、そのご苦労には大きなものがあったと思います。感謝します。東京へ戻られても、お元気でご活躍ください。
なお私の聖週間の説教の原稿を(原稿ですから、実際に話したのとは多少は異なります)ホームページの方に掲載しました。こちらをクリックすると、飛びます。
| 固定リンク | 0