教会の動き
この数日、教皇フランシスコを中心に教会が動きをちょっと加速させています。数日前には聖座の諸官庁責任者の新規任命が間もなく発表と「うわさ」が流れましたが、これはもう少し先になる様相です。その間にはいわゆるバチカン銀行を巡って様々な動きがありました。これも全容が明らかになるには、まだ時間が必要だと思われます。
そのようなバチカン内部のこととは別に、世界の教会にとっては、二人の教皇の列聖を教皇様が認め、確実になったという大きなニュースがありました。昨日、5日に列聖省のアマート長官が教皇様と謁見し、同省の枢機卿会議の結果を伝えました。いくつかの奇跡の認定や殉教の認定などが含まれていましたが、その最後に、福者ヨハネ23世と福者ヨハネパウロ2世の列聖を進めるようにとの裁可があったと記されていました。今年の秋には列聖式ではないかと期待されている模様です。
さらには教皇様の最初の回勅「Lumen Fidei(信仰の光)」が発表されました。まだ手元に届いていないので、内容については何も語る資格はありません。ローマでの記者会見後に、様々な報道が流れています。この回勅は、ベネディクト16世によって書き始められ、フランシスコによって完成された、二人の教皇の作業による回勅だと言われています。手元に届くのを待ちたいと思います。来週あたりのカトリック新聞に、海外からの配信で主な内容が掲載されるのではないかと期待しています。
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