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2013年8月29日 (木)

ロシアへ行ってまいりました

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8月22日から29日の日程で、合計15名の主に信徒の方々と、ロシアへ出かけてきました。主催は日本旅行です。手配をしたパラダイス社から添乗員、そして新潟教区の坂本神父が同行。サンクトペテルブルグとスズタリ、モスクワに泊まり、世界遺産となっている各地を訪問し、ロシア正教に基づく伝統あるロシアの文化遺産に触れることができました。ちなみに、最高気温が20度前後と、非常に涼しい毎日を過ごさせていただきました。

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また旅行中は一日を除いて、現地のカトリック教会を訪問し、ミサを捧げさせていただきました。圧倒的なロシア正教の存在感の中に包み込まれているものの、サンクトペテルブルグにも、そしてモスクワにもカトリック教会がしっかりと存在しておりました。

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私にとっては、サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館でレンブラントの「放蕩息子の帰還」をあらためて見ることができたのが一番心に残ったことでした。またロシア各地の、特に田舎で、しっかりと地元に根付いたロシア正教の姿にも心を動かされました。

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今回の旅行に参加してくださった皆様、ありがとうございます。できれば来年にもう一度、もう少しじっくりとサンクトペテルブルグに滞在してみる旅行ができればと考えております。

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2013年8月18日 (日)

旭川地区カトリック大会

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札幌教区の旭川地区カトリック大会が、旭川市内の大雪クリスタルホールを会場に、本日の日曜日開催されました。10時半から始まった今回の大会は、まず私の講演。「信仰年と新しい福音宣教」をテーマに、1時間ばかりお話をさせていただきました。

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昼食時には恒例となっているバンド演奏。会場ロビーには、各教会の信仰年への取り組みが報告展示され、東日本大震災復興支援についての展示もありました。

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午後1時半からのミサでは十四名の方が堅信の秘跡を受けられました。堅信を受けられた方々おめでとうございます。ミサの始まる直前に、会場の係員のかたが祭服を着ている私にワイヤレスのマイクをつけてくれましたが、音響の調整の方とインターカムで話しておられましたが、「ポンチョを着ておられるので、マイクちょっとつけにくいですね」と。確かに、ストラを内側にするタイプでしたから、この祭服はポンチョに見えないこともないか。

遠くは稚内からも参加して下さった方々がおられました。たくさんの方に集まっていただいて、感謝します。ところでちょうど今日の話の中でも触れたのですが、ルワンダでかつて起こったことを振り返るための良い機会が、旭川でも用意されているとのこと。虐殺事件の当時を忠実に描いた「ホテル・ルワンダ」の上映会が、9月21日の午後2時から、旭川五条教会で開催とのこと。無料です。

旭川にはこの3年ほど夏に一度通いましたが、JRの駅を新築中で、くるたびに風景が変わっています。駅舎自体は完成していますが、現在は周囲の工事中です。とても感じの良い駅舎になっています。

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2013年8月14日 (水)

「聖母とともに過ごす祈りの夜」おしらせ

Cq5dam_thumbnail_319_319_3「聖母とともに過ごす祈りの夜」について(お知らせ)

 

カトリック新潟教区の皆様

 信仰年にあたって、ローマでは様々な霊的催しが開催されております。この度、ローマ教区より、ローマで開催される行事の一つに新潟教区も参加するようにとの申し出がありましたので、皆様にお知らせいたします。

 信仰年の一連の霊的催しの一つとして、来る2013年10月12日と13日は「聖母マリアの日」とされております。このうち、10月12日(土)の夜7時から9時半(ローマ時間)は「聖母マリアとともに過ごす祈りの夜」として、世界中10カ所の聖母マリア巡礼所を衛星中継で結んで、ロザリオの祈りが行われることになりました。主催するローマ教区から、聖体奉仕会の修道院(秋田の聖母Our Lady of Akita)も参加するようにとの呼びかけがありましたので、これを承諾いたしました。

 概要は以下の通りです。

 

日時:2013年10月13日(日)早朝、午前2時から5時 (ただし、聖体奉仕会での祈りの夜は12日午後11時に先行して開始。早朝2時からローマや世界の巡礼所と共に祈る予定です)

場所:秋田、聖体奉仕会の聖堂

行事:「聖母マリアとともに過ごす祈りの夜」

内容:世界10カ所の聖母マリア巡礼所を衛星中継で結び、ロザリオの祈りをともに唱える。なお当日の模様はイタリアの放送局が中継放送することになっています。

テーマ:「信じた方は、なんと幸いでしょう(cf.ルカ1:45)」

 

 詳しいプログラムは決まり次第またお知らせいたしますが、開始時刻が深夜ですので、現時点では土曜日の夜から「徹夜の祈り」としてはじめ、日曜日の早朝のミサで終了することを考えております。

 新潟教区の多くの方の、秋田での祈りへの参加を期待しております。

  1. なお当日の予定プログラムは、こちらのリンクの聖体奉仕会ブログをご覧ください。
  2. また参加申し込みは、同じくこちらのブログをご覧の上、聖体奉仕会までお願いいたします。

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2013年8月12日 (月)

宮古教会へ@岩手県

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昨日11日の日曜日は、岩手県の宮古教会で主日のミサを捧げてきました。2011年3月の大震災直後に2度ほど出かけるチャンスがありましたが、ミサの約束をしていて昨日まで果たせておりませんでした。本当は7月の仙台教区サポート会議の折に、そのまま泊まって日曜のミサと考えていたのですが、急遽ローマに行くことになり予定を変更しておりました。

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そのとき、日程表で一番近くに空いていた日曜と言うことで、何も考えずに8月11日と約束をしたのですが、間近になって気がついたのは、お盆の帰省ラッシュ。新幹線の指定席はすでにとれず。いずれにしろ新幹線も大宮経由で上越と東北を乗り継ぎ、盛岡からはバスだと考えると、都合7時間ほどかかる計算に。それなら新潟から磐越道を経由して郡山から東北道で盛岡へ出る車ルートでも7時間弱で変わらず。しかし帰省ラッシュで東北道は各所で渋滞が予想されるピークの11日に移動なので、高速を通らずに行くことに。距離的に一番短いが高速道路のないルート、すなわち、新潟から山形県の鶴岡を経由して新庄へ。そこから県境を越え秋田県の横手へ。横手から秋田道に入り北上jctで東北道へ。そのまま盛岡経由で宮古まで。東北道で若干の渋滞はあったものの、最終的に8時間弱で新潟から宮古までを走破。待ってくださっていた皆さんと合流して、夕方6時過ぎからのバーベキューに間に合いました。『若手』の信徒の方々と、札幌教区からボランティアできている方々と一緒に、しばし歓談。しかしさすがに8時間強のドライブは身体に堪えました。

見事に晴れた翌朝は9時半から主日のミサ。私とって懐かしい方もミサに来てくださりました。宮古教会には震災以降、長崎教会管区から継続して司祭が派遣されてきていますが、現在は那覇教区が担当。毎月担当司祭が変わるようで、8月はフィリピン人のナド神父。一緒に、仙台教区が用意した平和祈願ミサ式次第にしたがって、平和を求めるミサを捧げました。

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ミサ後、残った信徒の方々としばし歓談。昼食後、被災して家を新築された信徒の家を祝別に。その際、津波で壊滅的な被害を受けた田老の街まで行ってみました。2011年の4月以来です。更地になった町には、そこら中に雑草が生い茂っていました。町は移転再定住を考えているようですが、この先どのように進んでいくのでしょう。(写真上が残った内側の防潮堤からみた田老。右手のビルも津波にのまれたがコンクリの建物は残りました)

そんなこんなで、宮古出発が3時過ぎに。結局、それから8時間のドライブをする勇気はなく、途中で泊まってから帰ることに。

宮古は私が生まれた町であり、宮古教会は洗礼を受け、幼稚園に通った教会です。宮古教会の皆様、歓迎いただいてありがとうございました。心から感謝。

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2013年8月 9日 (金)

新潟教区カトリック保育者研修会

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さすがの新潟もこの夏一番の暑さに見舞われた本日、新潟教区の北部、秋田県からお隣の岩手県に書けては凄まじい大雨に襲われ、亡くなられた方もおられます。被害を受けられた方々のために、お祈りいたします。しかし本当に夏の天気がかつてのアフリカのようになりました。

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さてそんな暑さの本日、新潟市内の清心女子高校を会場に、新潟教区カトリック保育者研修会が開催されました。この研修会は今年で42回目。秋田県、山形県、新潟県で、通常はそれぞれ別の学校法人や社会福祉法人として働くカトリックの幼稚園・保育園・乳児院の職員が一緒に集まり、カトリックの精神についての研修を行うものです。さすがに秋田県や山形県は遠く、すべてが参加というわけにはいきませんが、今回も大館、横手、山形からの参加がありました。今回の参加者は私も含めて総勢165名。これだけが一度に集まる会場を、限られた予算内で確保するのはなかなかの困難がありますが、今回は清心女子高校が協力してくださいました。昼には学校の食堂で食事も利用でき、本当に助かりました。

さて今回の研修会のテーマは、「カトリック幼稚園・幼児施設に求められるもの」とされ、この数年間続くカトリック・アイデンティティの探求の継続でした。しかし同時にサブテーマとしては「乳幼児の多様な実態とカトリック精神と保育実践」と掲げられていたように、具体的な保育での課題についての研修も行われました。

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そのため、まず新潟大学教育学部の有川宏幸先生に、「ちょっと気になる子の理解と対応」と題して、非常に興味深いお話を聞かせていただきました。いわゆる発達障害のある子どもたちとどのようにつきあっていくのかのお話でしたが、心に残ったのは、この子どもたちに障害があると言うことではなく、教える側にとってその子が普通に保育を進めることに障害となっているという意味であることを理解し、その子たちが現実をどのように理解しているのかに心をはせるようにという点でありました。その子たちの理解の立場に立って、物事を考えなければならない。一人ひとりの立場に思いをはせて対応するとは、まさしくキリスト教的保育につながる視点です。

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午後には東京教区で幼稚園に長くかかわっておられる西千葉教会の小林敬三神父様においでいただき、「カトリック幼稚園・幼児施設にこそ求められるもの」と題して、神父様の様々な体験からお話をいただきました。そのあとの私のミサの説教などいらないくらいの、力強いお話でした。

最後に、派遣ミサを捧げ、夕方4時頃に終了となりました。準備をしてくださった新潟地区の先生方、本当にご苦労さまでした。来年は中越地区を会場に行われます。

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2013年8月 7日 (水)

広島で祈る

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8月6日は広島に原爆が投下され、10数万人もの方が一瞬にして生命を失い、また多くの方がその後遺症に苦しまれるという、戦争というものの愚かさと近代兵器の非人道性をこれ以上ない形で明白にした「人間の業」を思い起こし、亡くなられた方々の安息を祈る日でした。広島市長は平和宣言において、原爆は「非人道兵器の極みであり『絶対悪』です」とまで言い切られました。加えて広島市長は「世界の為政者の皆さん、いつまで、疑心暗鬼に陥っているのですか。威嚇によって国の安全を守り続けることができると思っているのですか」と力強く呼びかけられました。その上で、日本政府に向かっては、政府が進めるインドとの原子力協定が、核兵器廃絶の障害になり得ると指摘することによって、平和利用の名の下に、核兵器と原子力発電の間にあたかも関係がないかのようなイメージを生み出そうとする政策に警鐘を鳴らしました。福島の原発事故への対策に苦しむ日本の現状に生きる時、私たちはこの指摘を忘れてはならないと思います。

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さて日本のカトリック教会は8月6日から15日までの平和旬間を過ごしています。新潟ではすでに平和講演会とミサが、神言会の後藤神父を講師に行われたところです。各地区でもそれぞれの取り組みがありますし、上越でのキリスト者合同による平和の祈りの集いは、新聞でも報道されていました。8月15日の聖母被昇天の祝日には、新潟教会で午前10時から私がミサを捧げますが、このミサでは世界の平和のために祈りを捧げます。なお岡田司教協議会会長の会長談話はこちらのリンクをご覧ください。

会長談話で触れられているように、今年は「ヨハネ二十三世教皇(在位:1958~1963年)が教会とすべての善意の人々に宛てた回勅『パーチェム・イン・テリス―地上の平和』(1963年4月11日)発布50年目」を迎えています。今年の司教総会ではこの回勅の新しい翻訳を担当したシーゲル師が講演を行い、司教の日記でも触れました。私も間違って理解していましたが、回勅自体がキューバ危機の解決に貢献した訳ではありませんが(時期が異なる)、シーゲル師の言わんとしたことはヨハネ23世が米ソの仲介者として動いたことと、結果としてその教皇の姿勢が回勅に明示されているということでした。文庫本として中央協から出版されておりますので、ご一読ください。

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さて今年の平和旬間には、聖座から教皇庁正義と平和評議会議長のピーター・タークソン枢機卿が来日され参加されています。タークソン枢機卿は8月3日に来日。4日には比叡山での宗教者平和集会に参加されて、5日の午後に広島に入られました。なおタークソン枢機卿はガーナ出身で、私が働いていた教区の隣になるケープ・コースト大司教区の教区司教でもありました。

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広島ではまず社会司教委員会のメンバーと、現在の日本の社会状況などにいて意見交換を行いました。その後平和公園で行われた聖公会とカトリック共催の祈りの集いに参加。広島はその時間、凄まじいゲリラ豪雨となりましたが、そのまま教皇大使と一緒に参加者に合流して世界平和記念聖堂(カテドラル)まで平和行進に参加されました。

その後世界平和記念聖堂で平和ミサ。司式は前田司教。タークソン枢機卿が説教されました。その英文はこちらです。前田広島司教を含めて、全国の教区から11名の司教が共同司式に参加しました。

タークソン枢機卿はこの後広島の公式行事に参加して長崎へ移動。9日の夕方8時には浦上カテドラルでミサに参加され、あらためて説教をされる予定です。

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2013年8月 5日 (月)

8月の予定

明日6日は広島で平和を祈る日であり、日本の教会の平和旬間が始まる日でもあります。今年の広島と長崎での平和を祈る一連の催しには、聖座から正義と平和評議会議長のピーター・タクソン枢機卿が来日されています。私も広島での行事に参加するために、今朝から広島へ出かけます。

8月になっておりますので、いつものように今月の主な予定を記しておきます。

  • 8月5・6日 広島教区2013平和行事参加 (広島)
  • 8月9日 新潟教区保育者研修会 (新潟)
  • 8月11日 宮古教会ミサ (岩手・宮古)
  • 8月15日 聖母被昇天祭ミサ (新潟教会)
  • 8月16日 札幌教区顧問会 (札幌)
  • 8月18日 旭川地区カトリック大会・堅信式 (旭川)
  • 8月20日 カリタスジャパン会議 (東京)
  • 8月22日~29日 巡礼旅行 (ロシア)

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2013年8月 4日 (日)

勝谷被選司教に同行してローマへ

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26日から昨日3日まで、ローマへ出かけておりました。司教叙階式に向けて諸々の準備をする勝谷師に同行することも大きな目的でしたが、そのほかにも種々雑多で諸々の目的が。

二日の朝9時過ぎに成田を出たルフトハンザの総2階建てA380型機は、一階すべてがエコノミー席という座席数の多さにもかかわらず、満席でした。さすが夏です。出発間際に各席を回って話しかける添乗員さんとおぼしき方が複数名おられたので、幾つものツアーグループが一緒なのだろうと思います。乗り換えで到着したフランクフルトの巨大空港は、数ヶ月前に通過した時よりも改装が進み、乗り換えがわかりやすくなっていました。

ローマに到着するとバチカンラジオで働く和田神父様が出迎えてくださいました。この数日のローマでの様々な事柄は、すべて日本の司教協議会のローマ駐在員でもある和田神父様に手配をお願いしておりました。暑い中毎日つきあってくださり、和田神父に感謝。その和田神父と一緒に夕食をとり、宿舎の神言会総本部へ。

土曜日には、特別な予定を入れず、勝谷師と二人で聖ペトロ大聖堂へ。もちろん、司教に選ばれた事への感謝の祈りを、ペトロの墓前で捧げるためであります。そしてイエズス会の管理するジェズ教会にでかけ、聖フランシスコ・ザビエルの右腕の祭壇で祈りを捧げました。日曜日は、今夏は主のいないカステルガンドルフォへ。宮殿前に広がる町には、それでも大勢の観光客が訪れていました。(写真一番上の真ん中が宮殿とその入り口)

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そして月曜日から木曜日まで、勝谷師の司教用具をあつらえたり、日本の教会を管轄する福音宣教省へ出かけたり、勝谷師の司教紋章を作成していただいたり、駐バチカン日本大使を表敬訪問したり。福音宣教省ではフィローニ枢機卿(長官)が待ち構え、勝谷師に司教としての心構えの訓示。その後、福音宣教省の小聖堂へ移動して、次官のサビオ・ホン・タイ大司教(香港出身)の前で、信仰宣言と誓いを済ませました。ちょうど、同じように訪れていたパキスタンのファイゼラバードの新しい司教さんと一緒でした。紋章はバチカンの中で専門家に依頼。完成にはもう少し時間が必要なようです。(上の写真はバチカン市国政庁の前での勝谷師。下の写真が紋章の打ち合わせ中。左で通訳するのが和田神父)

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私は私の案件で、フィローニ枢機卿と別個に会談ができ、そして国際カリタス本部での打ち合わせなどを済ませることができました。8月に入ると聖座は開店休業になりますので、話を7月中に間に合わせることができました。教皇様はブラジルから帰国後31日の水曜日には午前8時にジェズ教会でイエズス会員とミサを捧げられたそうですが、今回はお会いするチャンスがありませんでした。(下の写真は、和田神父の職場であるバチカン放送局の玄関)

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2日の金曜日は午後にローマ発の便で帰国へ。フランクフルトで乗り換えたのは、今度は全日空の成田便。結構大きな最新のボーイング777でしたが、これまたエコノミーはほぼ満席。空いていたのは四人掛けの私たち二人の横の1席だけのようでした。ローマは毎日晴天で、非常に暑かったのですが、しかし乾燥しているので日陰に入るとしのぐことができます。しかし昨日午後に到着した成田は、暑いだけではなく蒸し暑い。日本の夏です。

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ローマに行く前に、まずは青森へ

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ローマへ出発する前日、7月25日には青森市内にある明の星中学高校へ出かけてきました。職員研修会で、カトリック学校の使命について2時間ほどお話をさせていただきました。

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新潟から青森へは日本海側から、または新幹線乗り継ぎの鉄道で行くしかありませんが、7月は天候も不順なことから、新潟と秋田を結ぶ鉄道が運休になる可能性が高いので(そのあと秋田から青森まで乗り継げる特急があります)、大宮経由で上越と東北新幹線を乗り継いで5時間ほどかけての移動でした。研修会は午後からでしたが、前日夕方に青森へ。青森市内は8月はじめに行われるねぶた祭りの準備が進んでいました。当日は午前中2時間ができたので、青森駅前にある「ワ・ラッセ」という施設へ。ここは二階にねぶたミュージアムがあるとのこと。館内には5台の大型のねぶたが展示されておりました。すぐ目の前の港には、かつての青函連絡船、八甲田丸が保存展示されていました。

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先生方の研修会が終了してから、夕方の新幹線で上野まで。そのまま京成線で成田空港へ到達し、勝谷師と合流して前泊でした。翌26日は、成田空港朝9時過ぎに出発のルフトハンザ航空機で、フランクフルトを経由してローマへ。

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