長岡・福住教会で堅信式
待降節第二の主日の今日は、12月8日で無原罪の聖母の祝日と重なりました。マリア様の祝日は、今年は明日の9日にお祝いされます。だいたい毎年、12月のはじめには長岡の教会を訪問して堅信式をしてきました。今年も本日、長岡の福住教会で4名の方が堅信の秘跡をうけられました。おめでとうございます。
すでに各小教区には公示を送付しましたが、長岡にある二つの小教区、福住と表町は、来年一月一日をもって合併し、新しく「カトリック長岡教会」として出発します。聖堂は表町教会に一本化されることになっています。鉄道の線路をはさんで、二つの教会は割と近い距離にあり、もともと神言会が運営していた福住の教会に、戦後に長岡地区がフランシスコ会に委託されてから表町教会が加わりました。日本の人口自体が増加していた当時は、かなりの近さであっても二つの教会があっても良かったのですが、やはり昨今の少子高齢化と人口減少を考慮しつつ、年月の経った建物の維持管理を考えてみると、二つの教会を持つことは難しいと、新潟に来た10年ほど前から感じていました。司牧の担当がフランシスコ会から教区に返上されることが決まった数年前から、それぞれの役員の方々に、将来をどうしていくのかの話し合いをお願いしてきました。両教会の役員の方々は、本当に真摯な話し合いを重ねてくださいました。その結果は信徒総会にも諮られ、教区司祭評などを経て、来年1月からの合併が決定したものです。
福住の聖堂で堅信式を行うのは、今回が最後となろうかと思います。今日は福住と表町の合同ミサとなりましたが、ミサ後には堅信を受けられた方々を囲んで、幼稚園ホールでの茶話会。その後、待降節の準備のため、私と主任の上村神父で、一時間ほどゆるしの秘跡を行いました。寒い日曜でしたが、幸い雪も降らず、道路も凍結してはいませんでしたが、多くの方が参加してくださいました。ミサ後には、午後1時から、長岡市郊外のショッピングセンターで、フィリピン台風災害支援のための募金活動が企画され、フィリピン出身の信徒の方々も大勢交えて、多数の参加者があったと伺いました。
なお昨日の土曜日と今日、新潟教会では待降節の黙想会が開催され、東京教区から派遣され、現在は糸魚川教会の協力司祭を務めておられる伊藤幸史神父が、指導を務められました。
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