5月末は理事会の季節
毎年5月末は理事会のラッシュとなります。3月末が会計年度の締めで,それから2ヶ月以内に関係諸官庁に様々な書類を提出したり登記をしたりする関係で、種々の法人がこの時期に決算承認の理事会を開催します。今週は怒濤のように毎日、理事会が続きました。
月曜日は見附と新潟で養護施設や乳児院を運営する新潟カリタス会の理事会と評議員会。火曜日は,新潟県内で17の幼稚園を運営する聖母学園の理事会と評議員会。水曜日は定例のカリタスジャパン援助部会とHIV/AIDSデスク会議を東京で済ませたあと夕方に名古屋へ向かい、名古屋で知的障害のある方を中心に生活介護事業所(かつての通所更正施設)などを運営するゲマインダハウスの理事会と評議員会。そして木曜日は朝から新潟に戻って、新潟清心女子校を運営するノートルダム新潟清心学園の理事会と評議員会。
学校や幼稚園は少子化で経営は大変厳しいものがありますし、とりわけ幼稚園に関しては国の方針がかなり短いスパンで変化したので(ころころ変わったとまでは言いませんが)、今の時点でもかなり翻弄されておりますし、社会福祉法人も行政の関わりの方向性に左右されるところが大きいので、運営には難しいところや翻弄されるところも多々あります。どちらにしても営業利益を生み出すような類のものではありませんし、同時に職員の方々が「カスミ」を食べて生きていくわけにも行きませんので、頭を悩ませることが多々あります。
さて今日は午後から新発田へ出かけ、朝祷会の全国連合第53回全国大会に出席。朝祷会は超教派のキリスト者の祈りの運動体で,その名の通り朝早くに集まって祈祷会をしておられます。今回の会場は新発田市にある敬和学園大学と高校。
会議だらけでお見せできる写真もないので、先日のヨルダンの会議での写真を数枚。最初の一枚は教皇訪問を間近に控えたベトレヘムの市庁舎で、初めての女性市長であるVera George Mousa Baboun さんと面談した国際カリタス代表委員会のメンバーと。ベトレヘムの市長はクリスチャンとかつてアラファト氏が決めたそうで、カトリックの彼女は市長になる前はラサールが運営するベトレヘム大学の英語の教授だったそうです。
そしてもう一枚は、ナザレのお告げの教会敷地内の聖堂で、ミサをささげる国際カリタス委員会のメンバー。初日でミサ典書が英語が用意されていたので,私が司式することに。
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