堅信式@新津教会、平和祈願ミサ@新潟教会
今日の日曜日、午前9時半から、新潟市の新津教会で堅信式ミサを行いました。新津は以前は新津市でしたが、現在は新潟市との合併で新潟市秋葉区になり、住所からも「新津」という地名は消えていますがそのまま、新津教会と呼んでいます。新津という町は鉄道の町として有名で、JR東日本の電車を制作する工場があります。以前はJR東日本の直轄で新津車輌製作所でしたが、現在は他者と合併して子会社化され、総合車両製作所新津作業所になっています。首都圏を走る電車のかなりの部分は新津で制作されています。また街中には鉄道資料館も存在しています。
新津教会は神言会のリータース神父によって昭和30年代に創立され、その後現在の聖堂が1972年にミュラー神父の時に完成しました。現在は教区司祭の担当となり、主任司祭は新潟教区司祭の最年長、86歳の鎌田神父。杖はついているものの、まだまだお元気です。
本日のミサでは、二名の方が堅信の秘跡を受けられました。おめでとうございます。また今日のミサは2年に一度の司教による小教区訪問でもありました。併設されている幼稚園の先生方もミサに参加して下さり、ミサ後には信徒の方々と先生方も一緒に、お弁当で昼食会。昨日は新潟市内も真夏の暑さでしたが、今日は朝に雨が降り曇りでしたので、暑さもそれほどではなかったので、祭服を着込んでも何とか大丈夫でした。それに新津教会の聖堂には空調設備がありますから。
さて新津教会訪問後、今度は午後1時半から新潟教会で、教区の平和旬間行事である講演会と平和祈願ミサ。講演会は東京教区から出向で、糸魚川教会の協力司祭として活躍中の伊藤幸史神父。平日に彼が共同生活をしながら農業研修を通じて障害を持った人も含めて様々な人たちと一緒に生きていく姿勢を学んでいる、糸魚川の近く、長野県の小谷村にある「共働学舎」での体験について、「平和を作り出し育む現場から活動報告」と題して話をしてくれました。50名近い人が参加。
その後3時半から、私が司式して、伊藤神父、大瀧神父、坂本神父の共同司式で、これまた50名近い方が参加して、平和祈願ミサを行いました。ミサの説教は、明日、ホームページに掲載します。
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