5月は聖母月です
カトリック教会では、5月は聖母の月とされています。(写真はシベリアのハバロフスク・カトリック教会聖堂、内陣の聖母子のイコン)
中央協のホームページには、次のように記されています。
「聖母月の信心は近世からのもので、18世紀のイタリアで盛んとなりました。この5月は、四季折々の中で春の訪れとともに自然界の実りをもっとも感じさせてくれ、また主の復活の喜びと希望に満ちた月でもあります。そのような思いをもってこの月をマリアにささげ、マリア崇敬のために祈り続ける信心が伝統としてなされてきたことは当然のように考えられます」
詳しい解説は、こちらのリンクからどうぞ。
年間を通じてロザリオの祈りを唱えることは勧められていますが、5月と10月には特にロザリオを祈ることが勧められています。新潟教会では、この聖母月にはいつも、日曜のミサ前にルルド前に集まり、ロザリオを一緒に唱えることになっています。またそのほかの小教区においても、それぞれの独自にロザリオを唱えることになっていることと思います。
主キリストのあがないの業の第1の協力者は、十字架の傍らに立ち、イエスの苦しみを共にされた聖母マリアです。それだからこそ、聖母の取り次ぎには力があります。マリア様を通じて私たちが主イエスに達することが出来るように、その取り次ぎのうちに、あがない主への信仰を深めるときにしたいと思います。
この土曜日には、新潟教区事務局長の大瀧神父が、司祭叙階銀祝を祝います。どうぞ司祭団のためにお祈りください。また新潟教区司祭団には、現時点では後継者がいません。どうか召命のためにも、この聖母月に、マリア様の力強い取り次ぎがあるように、お祈りください。
5月の主な予定を記しておきます。
- 5月2日 大瀧師、銀祝ミサ (新潟)
- 5月5・6日 FABC(アジア司教協議会連盟)神学局セミナー (バンコク)
- 5月7日 HIV/AIDSデスク (東京)
- 5月8日 常任司教委員会、神学院常任委員会 (東京)
- 5月11日~18日 国際カリタス総会議 (ローマ)
- 5月24日 山形教会ミサ (山形)
- 5月25日 聖母学園理事会・園長会 (新潟)
- 5月26日 新潟清心学園理事会 (新潟)
- 5月27日 ゲマインダハウス理事会 (名古屋)
- 5月28日 新潟カリタス会理事会 (新潟)
- 5月29日 カリタスジャパン援助部会 (東京)
- 5月30日 社会司教委員会シンポジウム (札幌)
- 5月31日 長岡地区信徒大会 (柏崎)
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