キリスト教一致祈祷週間@新潟市
1995年1月17日に阪神淡路の大震災が発生してから、21年となりました。あらためて亡くなられた方々の永遠の安息を祈るとともに、復興の歩みにこれからも神の祝福があるように祈ります。
毎年この時期は、キリスト教一致祈祷週間が行われています。今年も1月18日から25日まで、「主の力あるわざを、広く伝えるために招かれて」をテーマに、開催されます。以前はこの祈祷週間の間、新潟市内では毎晩、祈祷会が開催されていました。順番に近隣の教会を廻り、そこで祈祷会後に交流の時間も設けられてきました。
残念ながら、数年前から、参加する多くの信徒の方の高齢化もあり、新潟では天気が荒れることの多いこの時期に、夜の行事は難しいということで、祈祷週間の間の数日間を選んで、昼間に祈祷会を行うようになりました。
今年は、以下の日程で、新潟市内の一致祈祷会が開催されます。
- 1月19日(火)10時半、カトリック新潟教会
- 1月21日(木)10時半、日本キリスト教団東中通教会
- 1月24日(日)14時、聖公会新潟聖パウロ教会
14日の日曜日が、全体の中の中心集会と位置づけられていますので、どうぞご参加ください。
先日、米国のカリタスであるCatholic Relief Service (CRS) の事業責任者であるショーン・カラハン氏(上の写真真ん中の白いシャツ)が、東日本大震災被災地での復興支援活動視察のため来日されました。宮城県や福島県を、仙台教区の小松神父の案内で視察されました。東日本大震災の復興支援活動のために、カリタスジャパンは世界中のカリタスから援助をいただきました。それを基にして、また国内での募金と合わせて、これまで5年間の仙台教区における活動を資金的に支えてきました。現場では10年間は復興支援として、その地に住まわれる方々と歩みをともにするという意志が固まっており、カリタスジャパンもできる限り力を尽くしていきたいと思います。ただ残念ながら、各国からの支援はそろそろ終わりに近づいているのですが、現時点で、またこれからも10年目を目指して、一番多い支援をくださるのが米国カリタスです。その意味で、米国カリタスの世界中の活動の責任者でもあるカラハン氏に、現場をみていただくことは、責任ある活動を継続するためにも重要でした。
カラハン氏は、若い頃にインドに駐在していたこともあり、アジアを良く知っている人物ですが、日本に来るのは初めてとのこと。今回は、現在のアジアの活動責任者であり、カリタスジャパンにとって頼りになる助言者でもあるグレッグ・アウベリー氏も同行され、細かいところまでみて行かれました。最終日にはカリタスジャパンの事務局も訪れられ、わたしや秘書の瀬戸神父も合流して、意見の交換を行いました。
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