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2016年2月29日 (月)

四旬節カリタス黙想会@広島

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カリタスジャパンではこの数年、四旬節の黙想会を企画しております。できる限り、二人いるカリタスの司教、わたしか幸田司教、または委員会秘書の瀬戸神父がいろいろな地域でカリタスジャパン黙想会としてお話をさせていただき、祈りの時をともにし、またカリタスの活動についても、情報提供をさせていただいております。今年の予定は(すでに昨日二つ終わりましたが)このリンクです。カリタスジャパンの広報誌「We are Caritas」の最新号に掲載されています

今年のわたしの担当は、広島でした。カリタスジャパンと広島教区の共催の黙想会。一昨日の土曜日の午後、そして昨日日曜日の午前中、広島教区のカテドラルである幟町教会で行いました。土曜日には60名ほど、日曜日には100名を超える方が参加してくださいました。感謝します。

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土曜日は午後4時から一時間、国際カリタスのこの4年間(2015年から2019年)の活動のテーマである「わたしたちは一つの家族、すべてのいのちにいつくしみを」を今回の黙想会のテーマとして、特に教皇様の回勅「ラウダト・シ」がどのようなことをわたしたちに告げようとしているのかについてお話をさせていただきました。その後、カリタスジャパンの職員である横山さんが、具体的な海外支援について実例を挙げながらお話を30分ほどさせていただきました。そして最後は地下聖堂でミサ。広島は雨模様で寒い土曜日でしたが、多くの方に集まっていただき感謝します。

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そして日曜日。9時半からの大聖堂でのミサを司式させていただきました。教区管理者である肥塚神父や広島教区のカリタス担当者である野嵜神父も共同司式。広島のカテドラル・世界平和記念聖堂は重要文化財ですが、とても大きな聖堂で、パイプオルガンも響き渡り、環境は素晴らしい。(写真上は、広島カテドラルの特別聖年のいつくしみの扉。大阪と同様、暖簾です)

その後、残ってくださった100名を超える方を前に、昨日同様わたしが一時間のお話。その後横山さんからカリタスジャパンの支援の話があり、黙想会は終了となりました。暖かな晴天の日曜日でありました。

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