築地教会の「堅信堅堂」ミサ
12月1日の日曜日、築地教会の聖堂の耐震改修工事が終了し、新装なった聖堂の祝福式ミサが行われました。またミサ中には堅信式も行われ、13名の方が堅信の秘跡を受けられました。おめでとうございます。
築地教会では、この日の一連の行事を堅信に引っかけて、「堅信堅堂」としておられました。築地教会は正面の造りが有名で観光客も訪れますし、近隣のホテルに宿泊している海外からの観光客が、ミサに訪れる機会も増加していると聞きます。お隣は聖路加国際病院です。来年のオリンピックに向けて、さらに訪問客が増えることが想定されています。
築地教会は、東京教区でも一番古い教会で、その歴史は、1874年の最初の聖堂の献堂にあります。その後、関東大震災などを経て、現在の聖堂は、1927年に献堂されました。
また築地教会は、1891年から司教座聖堂となり、1920年に関口に移転するまで、東京教区の中心として機能していました。現聖堂は司教座が関口に移転した後に建てられたものですが、正面のギリシャ神殿風の柱で有名で、東京都の歴史的建造物にも指定されています。
主任のレオ神父(コロンバン会)が東京教区のミャンマー支援に関わっていることもあり、築地教会にはミャンマーからの信徒も多く集まります。この日のミサにも、ミャンマー出身の方々が多数参加され、ミサ後には祝賀会で、ミャンマー料理を提供してくださいました。
堅信を受けられた方々にお祝い申しあげるとともに、築地教会の皆様にも、新しくなった聖堂とともに、これからますます共同体を育て上げて行かれますようにとの願いを込めて、心からお祝い申し上げます。
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