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2020年2月21日 (金)

ミャンマーの視察旅行

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東京教区は、1979年以来、ミャンマーの教会を支援しています。毎年11月の第3日曜日は「ミャンマーデー」と定められ、ミャンマーの教会支援のための献金が続けられています。

教区のホームページには、次のように記されています。

「東京大司教区は1964年よりドイツのケルン大司教区と姉妹関係を結び、お互いに助け合い、祈り合う関係を保っています。1979年には両大司教区の友好25周年のお祝いが行なわれました。当時の白柳誠一東京大司教(後に枢機卿)は、ケルン教区の精神を学び、ケルン教区の召命のために祈るよう教区の全信者に呼びかけました。来日していたヘフナー枢機卿(当時のケルン教区長)と白柳大司教は、ケルン教区の精神をさらに発展させようと考え、25周年以降は力をあわせてミャンマー(旧ビルマ)の教会を支援することに合意しました。こうして東京大司教区では、毎年11月の第3日曜日を「ミャンマーデー」と定め、ミャンマーの教会のための献金を呼びかけることになったのです。ミャンマーが支援先に選ばれたのは当時ミャンマーが最も貧しい国の一つであり、援助を必要としていたからです」

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この数年間は、築地教会のレオ神父様やCTICの高木健次神父様を中心に、ミャンマーの神学生養成支援を行ってきました。その一環として、ミャンマーに16ある教区全体の哲学過程の神学院(2年間)として、マンダレー大司教区のピンウーリンに設置されている神学院で、建物建設を支援してきました。これまでに宿舎や教室、食堂、図書館、ホールなどのために2棟が完成しています。計画としてはもう1棟宿泊棟を建てて計画は完了ですが、このたび2月の第一週に3棟目の起工式が行われたため、出席することにして、それ以外の支援先の視察もかねて現地まで出かけてきました。訪問団は、レオ神父、高木健次神父、天本神父、泉雄生神父に私5名に、現地で活動する御受難会の畠神父様と支援する信徒の方お一人の7名の訪問団となりました。

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マンダレーでは昨年大司教になったマルコ・ティン・ウィン大司教様に迎えていただき、多くの司祭団やシスター方から歓迎していただきました。

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翌朝6時には、マンダレーのカテドラルでミサを司式させていただきましたが、早朝にもかかわらず、多くの司祭やシスター方、そして信徒の方々がミサにあつまり、香炉まで使う荘厳なミサでした。なおミサは英語で司式させていただきました。

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ちなみに首都のヤンゴンあたりは、日中も30度を超える暑さですが、マンダレーあたりは標高も高く、今回の6日間の訪問の間は、朝晩を中心に非常に涼しく、日本の冬の服装でも構わないほどの「寒さ」でありました。

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その後、車で2時間ほど移動して、神学院のあるピンウーリンへ。全国16教区から35名ほどの神学生が学んでいました。哲学課程2年の神学院で、日本と同じ16教区から35名ですから、神学生は日本よりも多くいます。

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神学生や、近隣にある養護施設の子どもたちも参加して、基礎への祝福とコンクリート流し込み、そして植樹の後に食事会。その後にはホールで、神学生や子どもたちが、ミャンマーの諸部族の伝統的な歌や踊りを披露して歓迎してくださいました。

翌日には近郊の小神学院の隣で引退されている前教区長のニコラス・マン・タン大司教の家を訪問。ニコラス大司教は、引退後に農業に目覚めて、家の庭一杯に畑やハウスを作り野菜作りに励んでおられました。

そして一行はさらにラーショーの町へ。ここではまもなく75歳になる教区長のフィリップ司教様と、その前の週に司教叙階を受けたばかりの協働司教であるルカス司教様に迎えていただきました。ルカス司教はサレジオ会員で、その叙階式には、さいたま教区の山野内司教も参加されたとか。

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東京教区は、かつてケルンから豊かに援助していただきましたから、今度はその受けた恵みを、さらに必要としているところへ渡していきたいと思います。そうすることで今度は、その「恵み」が、さらに次の必要としているところへ手渡されていくことによって、互いに支え合う愛の輪が広がっていくことを期待しています。

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迎えてくださったミャンマーの教会の皆さんに感謝するとともに、これまで支援をしてくださった東京教区の皆様にも心から感謝いたします。まだまだミャンマーの司祭養成支援を続けていきたいと思います。

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