日本からのパパモービル、バチカン到着
間もなく、教皇フランシスコが来日されてから一年となります。昨年11月25日は、教皇様が東京カテドラル聖マリア大聖堂を訪れ、青年たちとの集いを行った記憶に残る日でもあります。
コロナ禍で大きな記念行事は出来ませんが、せっかくの一年目ですから、教皇様のカテドラル訪問を記念して、11月25日(水)の午前10時から、わたしが司式して感謝ミサを行います。現在週日の午前10時は、韓人教会の週日ミサの時間帯ですので、その時間を貸していただく形でミサを捧げ、教皇様が残してくださったさまざまな言葉に思いを馳せたいと思います。
ところで、昨年の訪日のとき、長崎や東京ドームでのミサにあたって教皇様が乗車された白いオープンカーを記憶されていますか。写真は、東京ドームで教皇様と一緒に会場内を周回する直前に、バチカンの警備担当がとってくれたものですが、この車、一般に「パパモービル」などと呼ばれる車です。
もちろんこんな自動車は販売されてはおらず、これはトヨタのMIRAIという水素自動車を、トヨタが改装してくれたものです。環境への配慮を優先事項の一つに掲げる教皇様に、是非ともそれにみあった車に乗ってほしいという関係者の思いが結集して、最終的にトヨタが二台用意してくれました。この日東京ドームスタンド下では、この車の改装にあたったスタッフが教皇様を待ち構え、会場内周回に出る前に、教皇様から感謝の言葉と祝福がありました。
日本でパパモービルを運転をした担当者(バチカン職員)が、このMIRAIを非常に気に入り、ローマに持ち帰りたいと「それとなく」アピールされたのです。とはいえ、この車はかなりの改造をしてあるので公道を走行できませんし、そもそも水素がないと走りません。そしてローマに水素ステーションはなく、ミラノまで行かないといけないらしい。ちょっとローマまで運ぶのは無理かな・・・と思っていたところ、イタリアトヨタをはじめさまざまな関係者が調整を続け、長い海の旅を経て、このたびバチカンに到着しました。感染症のために日本から関係者は渡航できませんでしたが、イタリアをはじめヨーロッパののトヨタ関係者の手によって、10月初めに無事届けられたとのこと。水素の補給もトヨタがなんとかする模様。トヨタの皆さん、ありがとうございます。
あるサイトから("Najiauto"リンクはこちら、英語です)写真をまとめたビデオを見つけたので、以下に貼っておきます。
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