感染防止策と堅信式
キリストの聖体の主日にあたる6月6日、午前11時から、世田谷区にある清泉インターナショナル学園で、12名の方の堅信式ミサを行いました。
用賀にある清泉インターナショナル学園は、清泉女子大学などの母体である聖心侍女修道会を運営母体とし、もともとは戦後に進駐してきた米軍の要請で開設されたと、学校の歴史に記してありました。一歩敷地内に足を踏み入れると、そこは米国などの学校の雰囲気です。
堅信式ミサは、学校の行事なのではなく、この学校の聖堂で、毎日曜日、シスターたちも交えて英語の主日ミサにあずかっている共同体の堅信式です。いろいろな司祭が日曜はミサのお手伝いを担当しておられると聞きましたが、この日は、イエズス会のキエサ神父様が共同司式に来られました。
12名の方は、さまざまな国や文化を背景に育っておられる、日本で言えば中学生から高校生くらいの男女。昨年も依頼されていましたが、ちょうど、公開ミサを中断にしていた時期と重なり、堅信式を行うことが出来ませんでした。堅信を受けられた皆さんおめでとうございます。
さてこういう状況の中で、堅信式を行うのは容易ではありません。まずそれぞれの距離を広くとって、しかも十分な換気となると、学校の聖堂では狭すぎます。そこで今回は、学校側の配慮もあり、体育館を利用してのミサとなりました。広いですし、天井は高いですし、換気も十分。床を保護するために、関係者の方がシートを敷いてくださいました。ですから写真で見ると、本来は木の床がブルーになっています。
もちろん参加者は12名の受堅者と代父母、そして家族と一部の関係者に限定。聖歌は一切なく、その代わりに録音された音楽が流され、またミサの受け答えは、司会者がひとりで担当してくださいました。
パンデミック下での堅信式については、昨年10月にバチカンの典礼秘跡省から、質問への回答という形で指針が発表されています。それによれば、このパンデミックの間にあっては、接触の機会を極力減らすため、塗油の時の直接の按手をしなくても秘跡は有効であり、また塗油にあたっては、例えば綿棒のようなものを介して塗油してもかまわないとのことです。昨日は、綿棒を使って聖香油を塗油させていただきました。
準備をしてくださった方々には、何度も教区本部と連絡を取り、十分な感染対策をとっていただいたことに感謝します。感染対策は十分でしたが、やはり一緒に唄ったり、語り合ったり、そしてミサ後の祝賀会など、行うことが出来ないことがたくさんあったのは残念でした。
ミサ後に、一瞬マスクを外して、シスターたちと記念写真を。一番長老の99歳のシスターは、車椅子ですが、しかし頭脳明晰。お元気そうで何よりでした。次回は、安心して、一緒に聖歌を歌って、喜びを分かち合うことが出来るように、願っています。
付記:ちなみに、Facebookでこの件を書いたところ、ガーナの友人の司教から、「こちらは、感染対策をしながら、暑い中、135人も堅信で、大変だった」とコメントがありました。確かに、それは大変だと思います。またボツワナの司教さんからは、「先週こちらでは6人の堅信だったが、お祝いでした」とコメントが。地域によって、状況は大きく異なるようです。
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