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2021年9月26日 (日)

教会活動の再開について

東京都は7月12日から、四回目となる緊急事態宣言下にありました。東京教区では、昨年の初めての公開ミサの自粛以降、できる限り小教区でのミサを継続することをめざし、さまざまな感染対策を厳密に適応することで、緊急事態宣言下にあっても教会活動を継続してきました。しかし、徐々に慣れや長期に及んだことでの緩みが出ていたことや、実際に対応にあたってくださる小教区の方々の負担の増加、さらには急激的な検査陽性者の増加と重症者の増加などの要因を考慮して、8月16日から二回目となる教会活動の停止を選択し、ミサの公開を自粛してきました。

今般のような困難な状況の中で、心のよりどころとなるべき教会の活動を停止するという判断は、簡単なことではありません。また教会の中にも、もっと厳しい制限を早期に求める声と、全くそういった制限の必要性を否定する声の両者があり、教区本部でも、日々、そういった声を、メールや手紙や電話でいただき、対応に追われました。

難しい状況の中、教区の判断を信頼してくださり、積極的な愛のわざとして、皆で集まることを自粛し、それぞれの場での祈りを持って霊的につながることを選択してくださった多くの方には、心から感謝いたします。その霊的な犠牲に、必ずや主が豊かに報いてくださることを、わたしは信じています。

いまのところ9月末をもって緊急事態宣言は解除となる模様ですし、毎日報告される新規検査陽性者も減少しています。10月1日をもって、感染対策をとりながら、教会の活動を再開いたします。以下、教区で公示した文書の本文です。公示に添付されている現在の具体的な対応については、こちらの、教区ホームページをご覧ください

なお公示文書の二段目にある項目を、どうか遵守されますようにお願いいたします。小教区などで定められた感染対策に従うことが不可能な場合は、行事の実施をしばらく延期されるように強く勧めます。

公示文書

カトリック東京大司教区の皆さんへ

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功

四回目となる緊急事態宣言解除を受けて

四回目となる緊急事態宣言は、現時点では9月末日をもって解除となる見込みです。そこで、東京教区においては、10月1日からミサの公開と教会活動を再開いたします。現状に適応させたステージ3の感染対策といたしますので、添付の一覧をご参照の上、小教区などにおける感染対策にあたってください。

なお10月1日以降、小教区の主日ミサとは別に、教区内で土曜日などにミサを伴う行事がいくつか予定されていますが、それぞれの主催者にあっては、必ず聖堂を管理する主任司祭・責任者と相談し、その小教区などの定めている感染対策を遵守されるようにお願いいたします。

教会においては、感染後に亡くなられた信徒の方が少なからずおられることや、司祭や信徒で感染された方もおられるとの報告は受けていますが、教会活動を起源とした感染拡大は、現時点でも報告されていません。

ワクチン接種に関しては、「隣人愛の行為」として接種を勧める教皇様の言葉もあり、受けることをお勧めします。しかし、体調やアレルギーを含めさまざまな事情で受けないことを選択される方もおられますので、教区として接種を義務化するような判断はしていません。現時点で接種の義務を求めていませんから、ワクチン接種の有無で、教会活動参加の可否を判断することもしていません。

この困難の中で、感染症への対策にご協力いただいている皆様に、心から感謝いたします。「感染しない、感染させない」ことを念頭に、自分の身を守るだけではなく他の方々への十分な配慮をもってお互いのいのちを守るための積極的な行動であることを、どうか心に留めてください。

あらためて申し上げますが、困難なときだからこそ、教会共同体の見えない絆で、互いが強く結びあわされていることを思い起こしましょう。教会共同体の中心には、世の終わりまで、主イエスご自身が必ずともにおられ、わたしたちと歩みをともにしながら導いてくださいます。この困難な時を一日も早く乗り越えることが出来るように、聖霊の導きを、父である神に、ともに祈り求め続けましょう。

以上

 

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