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2021年10月29日 (金)

船橋学習センター・ガリラヤで講演

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千葉県船橋駅前にあるカトリック船橋学習センター・ガリラヤは、定期的に講座を開設していますが、感染対策のため、その多くがオンラインとなっています。しかし状況が多少は好転しつつあることもあり、現在はハイブリッドが多数を占めるようになりました。

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その学習センターで、10月23日午後に、ハイブリッド形式で、お話をさせていただきました。テーマは「教皇訪日を受けて、これからの教会」といたしました。普段使われているセンターの場所では、感染対策で少人数しか入ることができないため、今回は近くにある石井食品さんのご厚意で、石井食品本社ビルの一階にあるコミュニティハウスViridian(ヴィリジアン)を使わせていただきました。

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石井食品と言えば、ハンバーグなど、お弁当に使えるレトルト食品などで有名ですし、無添加調理を「こだわり」として掲げています。会場は普段は販売所や食事処、さらには料理教室の会場として使われているところで、石井食品を代表するレトルト食品のかずかすが販売され、わたしもお昼にはお弁当代わりに普段そこで提供される栗ご飯の定食をいただきました。

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教皇様の来日は2019年11月でしたが、その直後にコロナ禍が始まって教会活動が停滞したため、教皇訪日の残したものを探り深める試みが出来ずにおりました。今回お話しした内容は、全て教皇様が日本で、特に東京で残された言葉の語ることについてです。教皇様が就任された2013年以来繰り返し示されてきた教会の姿、その集大成が現在行われているシノドスですが、そのシノドスに至る過程にあって、教皇様の示された教会の姿を明確にする言葉として、日本での言葉に重要な意味があると思います。

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ヨハネパウロ二世が訪日されたときは、その後もしばしば、「戦争は人間のしわざです」というインパクトのある言葉が、皆の口に何度も上りました。教皇様の口まねをして得意がる人も大勢いました。それが教会の平和旬間として残されていきました。今回は、直後の状況のため、深めることが出来ずに来ました。まだ遅くないと思います。これからも教皇様の日本での言葉を深める作業を続けたいと思います。

カトリック船橋学習センター・ガリラヤのホームページには、理念がこう記されています。

「カトリック船橋学習センター・ガリラヤ(以下、ガリラヤ)は、人びとが学び、働き、暮らしている社会の中で、カトリックの精神に基づく価値観を養い広めていくことを目的に設立しました。ガリラヤはキリストの愛を学び、キリスト教文化を知り、社会で起きているさまざまな出来事をキリスト教の視点で考える場所です」

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現在の理事長は、真生会館の理事長でもあるミラノ会のアンドレア・レンボ神父様です(上の写真、向かって右から二人目)。この講座の前に、アンドレア神父様を始めスタッフの皆さんに集まっていただき、現状報告と今後の計画について伺いました。

アンドレア理事長はホームページにこう記しています。

「当センターは2014年に大原神父様をはじめ数人の信徒の方々の協力のもと、明日に向けて船出しました。イエスのメッセージを発信し、学びあい、わかちあい、祈りあうことを大切に、私たちの社会の明日のためにと働いてまいりました。 

今、コロナというチャレンジを受けるなか、私たちは新たなガリラヤを探求しています。そのひとつがオンライン講座です。オンライン講座を通じて、ひとつの場所を超えてイエスのよき知らせが大きく広がっていくのを目の当たりにしています。想像以上のゆたかさを体験しています」 

船橋学習センター・ガリラヤが、社会の激しく変わる状況の中でどのような姿で続いていくのかは、現時点では推測が難しいと思いますが、オンラインであれ対面であれ、信仰の学びを深めることは大切ですから、今後の発展を注視しながら見守りたいと思います。

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