ロゴス点字図書館文化教室のお知らせ
ロゴス点字図書館をご存じですか。
1953年に、カトリック洗足教会内に創立されたカトリック点字図書館が、潮見に移転して、2001年に社会福祉法人「ぶどうの木」として発展したものです。70年前の初代館長は塚本昇次神父様でした。詳しくはこちらのホームページをご一読ください。東京教区で誕生した施設でもあり、社会福祉法人となった際には、岡田大司教様が理事長となられました。ですから現在の法人理事長は、東京大司教のわたしが務めています。視覚に困難を持つ方々のために、様々な形で図書を提供し、さらには聖書と典礼の点訳なども手がけています。同時にカトリック教会内だけではなく、江東区潮見にある社会福祉法人として、地元の皆さんのためのサービス提供を視野に活動を続けています。
ロゴス点字図書館では、広くその活動を知っていただき、協力者や理解者を増やすためにも、様々な社会的活動を行っています。その一つが、ロゴス文化教室です。
今年のロゴス文化教室は、12月7日(土)に、以下の内容で行われます。コロナのためにお休みにしていましたので、3年ぶりの開催です。会場でも、またはオンラインでもご参加いただけます。是非ご参加ください。
・テーマ : 「教皇フランシスコが求めることと「いのちへのまなざし」について」
・講師 : 浅井(あさい)太郎(たろう)神父(日本カトリック神学院養成者、名古屋教区司祭)
・日時 : 2024年12月7日 (土) 14時~16時
・場所 : マレラホール(日本カトリック会館 2階)とZoom
・交通 : 京葉線・潮見駅 徒歩7分
・参加費 : 1,500円(資料代込・事前振込)
・申込方法 :TEL、FAX、ホームページの申込フォーム
お申し込み時に、ご住所・氏名・電話番号・資料の種類(点字、音声デイジー、墨字)をお知らせください。
TEL 03-5632-4428 FAX 03-5632-4454
HP申込フォームは、こちらのリンクです(https://logos-lib.or.jp/contact/)
・締切 : 2024年11月22日(金)
・講師より :
教皇フランシスコの文書で『真理の喜び』という使徒憲章(2017年12月8日)があります。これは教皇庁立大学・学部の理念・基準・使命を規定したもので、いわばカトリック学術行政の方向性を示す文書です。この理念の象徴となるのが、表題である「真理の喜び」です。これは実は元々アウグスティヌスの『告白』第10巻に由来する言葉です。この『告白』第10巻が一体どういうものであるのかを概観した上で、教皇フランシスコがカトリックの高等教育機関に何を求めているのかを一緒に確認します。他方、その求めに応じて、「いのちへのまなざし」というキーワードから、日本のカトリック神学の一つの試みを提示してみたいと考えています。
当初はわたしも参加の予定でしたが、急にローマでの枢機卿親任式が入ったため、申し訳ありません、欠席です。後日録画で拝聴させていただきます。それではひとりでも多くの方の参加をお待ち申し上げます。
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