カテゴリー「お知らせ」の27件の記事

2020年3月25日 (水)

新型コロナウイルス感染症に伴う3月30日以降の対応

新型コロナウイルス感染症に伴う3月30日以降の対応

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功
2020年3月23日

新型コロナウイルスによる感染症は世界的な規模で拡大を続け、各地で重篤な症例の報告が相次いでいます。ご存じのように世界各国でも、公開のミサなど教会活動の中止が決められています。

3月19日の政府専門家会議の新たな見解に基づき、3月30日以降の東京教区の対応を以下のように定めましたので、具体的な対策をお願いいたします。

1:3月30日(月)以降も,当面の間、東京教区のすべての信徒を対象に、主日のミサにあずかる義務を免除します。

2:3月30日(月)以降、当面の間、不特定多数が参加する公開のミサを原則として中止します。

3:結婚式と葬儀については、充分な感染症対策をとった上で、通常通り行います。

4:諸行事に関しては、20名程度の小さい集まりを除いて、できる限り延期または中止するようにご配慮ください。実施する場合でも、手指消毒はもとより、換気を充分に行い、互いの間隔を大きくとり、短時間で終了するように心がけてください。

5:聖週間の典礼は聖香油ミサを含めすべて非公開としますが、復活祭の洗礼式については、主任司祭の指示に従ってください。

6:いのちを守るため、特に高齢で持病のある方にあっては、自宅において共同体の祈りに加わるようになさってください。

7:四旬節愛の献金をはじめ、この典礼季節に特別に献金をされてきた方は、個別に主任司祭にご相談ください。

なお、関口教会の信徒の方のご協力を得ておこなっている主日ミサのインターネット映像配信ですが、これを継続するとともに、聖週間の典礼も配信します。

なお映像配信については、字幕などのサービスを常時提供できないこともあります。担当してくださる方にボランティアとしてお願いしていますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。

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大司教メッセージ「聖週間を迎えるにあたって」

新型コロナウイルスによる感染は世界的レベルで拡大し、毎日のニュースにおいて国内外における感染者と死者の増加が報道されない日はありません。

亡くなられた方々の安息を祈ると共に、感染された方々、現在治療を受けられている方々の一日も早い回復をお祈りいたします。同時に、対策や治療のために日夜努力されている研究者、医療関係者の方々の超人的な働きには感謝の言葉しかありません。この方々の健康のためにお祈りいたします。

世界的なレベルで感染が拡大する中、世界各国は鎖国のような状況に陥っていますが、このようなときだからこそ、政治のリーダーたちが互いの相違を乗り越えて、信頼の内に協力しあう世界の実現を願っています。また政治のリーダーにあっては、すべてのいのちを守ることを優先され、様々な側面から忘れ去られる人のないように、対策を進められることを願っています。

そして宗教に生きるわたしたちは、祈りの持つ力への信頼を失わず、それぞれの場にいながらも、信仰に結ばれながら、祈り続けたいと思います。

わたしたちは,これまでにない厳しい挑戦を受け続けながら四旬節を過ごしております。感染症の拡大が要因とはいえ、四旬節中にミサにあずかることなく,また御聖体を受けることなく過ごすような事態となってしまったことは、非常に残念ですし心苦しく思っています。

もちろんミサがないことで教会共同体が崩壊してしまったわけではありません。わたしたちは信仰によって互いに結ばれているのだという意識を,この危機に直面する中であらためて心に刻んでいただければと思います。祈りの内に結ばれて、キリストの体をともに作り上げる兄弟姉妹として信仰の内に連帯しながら、この暗闇の中で、いのちの源であるキリストの光を輝かせましょう。弟子たちを派遣する主が約束されたように、主は世の終わりまで、いつも共にいてくださいます。(マタイ28章20節)

この挑戦は,わたしたちに、生活において信仰を意識する機会を与えています。わたしたちはこの困難な時期を、信仰を見つめ直したり、聖体や聖体祭儀の意味についてあらためて学んだり、霊的聖体拝領にあずかったりと、普段はあまり気にとめていない信仰生活を、見直す機会ともしたいと思います。

わたしたちは、ひとりで信仰を生きているのではなく、キリストの体である共同体のきずなの内に結ばれています。いまこそそのきずなが必要です。共同体にあってわたしたちは、すべてのいのちを守るようにと呼ばれています。自分のいのちを守るためだけではなく、互いのいのちを守るために、いまこそ思いやりの心遣いが求められています。様々な立場で感染症と闘っている専門家、病気と闘っている患者、社会的状況や経済的状況によっていのちの危機に直面している人々。すべてのいのちが守られるように、いまこそわたしたちの祈りと心配りが必要です。

東京教区ではこれまで二度にわたる注意喚起を発出し、感染予防を訴えてきました。

また、2月13日の香港教区での公開ミサ中止を受けて信徒の医療専門家と話し合い、2月24日の厚生労働省の専門家会議の見解に基づいて、一回目の公開ミサの中止を決定いたしました。さらに3月9日の司祭評議会での話し合いと、同日の厚生労働省専門家会議の見解に基づいて、公開ミサ中止延長を決定いたしました。

今回の感染症にあっては、感染者の多くが無症状なままで回復していると報告されています。しかし大きな問題は、その感染者の多くが、無症状なまま感染源となり得ることにあります。

厚生労働省の専門家会議は,感染が拡大しやすい環境として次のように指摘します。
「これまで集団感染が確認された場に共通するのは、①換気の悪い密閉空間であった、②多くの人が密集していた、③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われたという 3 つの条件が同時に重なった場です」

これまでのインフルエンザ流行対策などでは、熱があったり体調を崩している人が家で療養してくだされば、健康な信徒が教会に集まることには問題がないのですが、今回は、自覚症状がないとしても実は感染している人が存在する可能性があり、その方から、特に高齢で持病のある方に感染した場合、重篤な症状を引き起こす可能性があります。

従って、公開のミサを自粛する一番の理由は、自分が感染しないようにするためではなく、意識しないまま感染源となり、他の方を危険にさらす可能性を避けるためです。

まもなく聖週間がはじまるのを前にして,政府の専門家会議の見解に基づいて東京教区の対応を別途発表いたしました

わたしたちはいま、体験したことのない聖週間と復活祭を迎えようとしています。聖週間の毎日を、どうか大切にしてください。聖週間の聖書朗読を必ずお読みください。祈りを共にしてください。苦難に打ち勝ち復活の栄光に達した主の力に、わたしたちをゆだねましょう。信仰を生きる意味をあらためて見つめ直しながら、一日も早い事態の終息を、いつくしみ深い神である御父に祈りましょう。

聖なる神の御母よ、
あなたの保護のもとにわたしたちは身を寄せます。
試練の中で祈るわたしたちを見捨てないでください。
栄光ある、祝福されたおとめよ、
わたしたちをあらゆる危険から守ってください。
(教皇フランシスコの祈りより)
以上

 

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2020年3月11日 (水)

Notice:Precautionary Measures Concerning COVID-19 from 15th March and Beyond

10 March 2020

Dear brothers and sisters in the Archdiocese of Tokyo:

Precautionary Measures Concerning COVID-19 from 15th March and Beyond

The spread of infections and serious cases due to COVID-19 have been reported one after another, and Church activities such as public masses have been suspended in different parts of the world. The other day, it was announced that masses all throughout Italy, including the Diocese of Rome, had been suspended. In Japan, it is not yet clear when the infections will peak.

In light of these circumstances, kindly take note of the following specific precautionary measures from 15th March and beyond as prescribed by the Archdiocese of Tokyo:

1: All parishioners of the Tokyo Archdiocese are dispensed from their obligation to attend Sunday mass from 15th March (Sunday) to 29th March (Sunday).

2: In general, all public masses from 15th March (Sunday) will be suspended for the time being.

3: Concerning weddings and funerals, kindly take adequate precautionary measures against infections before proceeding as usual.

4: For events other than masses, as much as possible kindly consider postponing or canceling them, except only for small gatherings. In case of holding such events, in addition to hand disinfection, kindly provide sufficient ventilation, keep a distance between each other, and try to finish as quickly as possible.

Moreover, in cooperation with a parishioner of Sekiguchi Church, we have been broadcasting the Sunday mass via internet, and we hope to continue this for the time being. Through this, we are able to pray together, and I encourage everyone to receive the Lord in the act of spiritual communion.

Furthermore, since we are not relieved from our duty to pray on Sundays, let us find time to offer our Sunday prayers, in spiritual communion with the whole Church community.

As for the video streaming, it may not always be possible to provide subtitles. And so, I ask for your understanding since we are relying on the generosity of the person volunteering to take charge of the broadcast.

Concerning the measures to be taken after 30th March, we shall make the announcement again around 23rd March, after carefully examining the situation and seeking the advice of medical experts.


Tarcisio Isao Kikuchi, SVD
Archbishop of Tokyo

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お知らせ:新型コロナウイルス感染症に伴う3月15日以降の対応

カトリック東京大司教区の皆様

新型コロナウイルス感染症に伴う3月15日以降の対応

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功
2020年3月10日

 新型コロナウイルスによる感染症の拡大と重篤な症例が報告が相次ぎ、世界各地で公開のミサなど教会活動の中止が決められています。一昨日にはローマ教区を含めイタリア全土のミサの中止も発表されました。国内における感染のピークの時期も、まだ見通せていません。
 こういった状況に鑑み、3月15日以降の東京教区の対応を以下のように定めましたので、具体的な対策をお願いいたします。

1:3月15日(日)から3月29日(日)まで、東京教区のすべての信徒を対象に、主日のミサにあずかる義務を免除します。

2:3月15日(日)以降も当面の間、公開のミサを原則として中止します。

3:結婚式と葬儀については、充分な感染症対策をとった上で、通常通り行います。

4:ミサ以外の諸行事に関しては、規模が小さい集まりを除いて、できる限り延期または中止するようにご配慮ください。実施する場合は、手指消毒はもとより、換気を充分に行い、互いの間隔を大きくとり、できる限り短時間で終了するように心がけてください。

 なお、関口教会の信徒の方のご協力を得て、主日のミサをインターネットで映像配信していますが、これを当分の間継続しますので、映像を通じて祈りの時をともにし、霊的聖体拝領を受けられるように勧めます。

 また主日に祈りを捧げる務めがなくなるわけではありませんから、教会共同体との一致のうちに、主日には祈りの時を持つように務めてください。

 なお映像配信については、字幕などのサービスを常時提供できないこともあります。担当してくださる方のボランティアとしてのサービスに頼っておりますので、ご理解いただきますようにお願いいたします。

 3月30日以降の対応については、状況を見極めながら、医療専門家の助言をいただき、3月23日過ぎ頃に、あらためて発表いたします。

以上

 

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2020年3月10日 (火)

東京教区の皆様へのメッセージ

カトリック東京教区の皆様へ

新型コロナウイルス感染症に伴う困難な時期にあって

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功
2020年3月09日

新型コロナウイルスの感染は世界的規模で拡大を続け、社会全体を巻き込んだ総合的な対応が急がれています。

教会にあっても、日本国内は言うに及ばず、近隣諸国でも公開のミサの中止が相次いでいますが、昨日はイタリアにあっても全国的な公開のミサの中止が発表されています。

この困難な時期にあって、わたしたちは祈りの力をあらためて認識したいと思います。普段のように皆が主日に集まることができなくても、洗礼を受けた一人ひとりは主イエスの体の一部としてつながっていることを思い起こしてください。わたしたちはそれぞれの場で祈りを捧げるとしても、その祈りは個人的な祈りではなく、教会共同体の祈りとして捧げられています。

聖書にあるとおり「正しい人の祈りは、大きな力があり、効果をもたら」すと、わたしたちは信じています(ヤコブの手紙5章16節)。ですから病気が蔓延したからといって、わたしたちは祈りを止めることはありません。感染に対応する様々な手段を講じる中には、わたしたちの霊的な戦いをも含めていなければ、この世界にわたしたちが教会として存在する意味がありません。祈り続けましょう。

なおミサの中止は、上記のように『公開のミサ』の中止であって、教区内の小教区や修道院にあっては、「公開されない」形で、ミサが通常通り司祭によって毎日捧げ続けられています。教区共同体内から、ミサが消えてしまったわけではありません。司祭はたとえ一人でミサを捧げたとしても、すべては「公」のミサとして捧げるからです。

教皇ヨハネパウロ2世の回勅『教会に命を与える聖体』に、こう記されています。
『(司祭が祭儀を行うこと)それは司祭の霊的生活のためだけでなく、教会と世界の善のためにもなります。なぜなら「たとえ信者が列席できなくても、感謝の祭儀はキリストの行為であり、教会の行為だからです」』

もちろん実際にミサに与って聖体拝領することは、わたしたちの信仰生活にとって最も重要ですが、それ以外の場合にも、例えば聖体礼拝のうちにあって、またはミサに参加することができない場合にあっては個人の祈りのうちに、現存されるキリストとの一致を求めながら霊的に聖体を拝領することも忘れてはいけない教会の伝統です。

教会の中には、信仰の表現の理解にあっても、祈りの方法の理解にあっても、様々な考えを持った方がおられることは事実です。それが教会の多様性を担保し、霊性を豊かにしています。

この困難な時期にあっては、互いの命を守ることを最優先に考え、豊かな思いやりの心で支え合うことを第一に考えてくださることを望んでいます。今回のような、まれに見る状況に遭遇して、お一人お一人のこれまでの信仰生活の体験に基づいた、様々な思いが交錯していることと推察いたします。こういったときだからこそ、わたしたちがキリスト者として、主イエスの体における一致へと招かれていることをあらためて思い起こし、一人で祈っているときであっても、それが目に見えない形であったとしても、わたしたちはつねに主イエスの体である一つの共同体に結ばれているのだという信仰における確信を深めていただくことを期待しています。わたしたちはこの信仰を一人で生きているのではありません。目に見えないきずなのうちに、ともに道を歩みながら、信仰を生きているのです。
 

また今般の状況を契機として、そういった多様性を制限する機会として利用しようなどと考えることは不遜ですし、また個人の思いを最優先させることも兄弟愛に欠け、キリストの体における一致から離れてしまう危険性があります。困難に直面しているいまこそ、兄弟姉妹としての互いの信頼を深め、支え合ってすべてのいのちを守ってまいりましょう。

信仰におけるいのちへの希望を掲げながら、愛といつくしみの心を持って、感染した方々の回復と一日も早い事態の収拾を、わたしたちの母である聖母マリアの取り次ぎのもと、父である神に祈りましょう。

いと高き方を隠れ場とする者は、全能者の陰に宿る。
私は主に申し上げる「わが逃れ場、わが城、わが神、わが頼みとする方」と。
まことに主はあなたを救い出してくださる。鳥を捕る者の網から。死に至る疫病から。
主は羽であなたを覆う。あなたはその翼のもとに逃れる。
(詩編91、1節から4節)

 

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2020年3月 7日 (土)

主日ミサのインターネット放映などに関して

政府の発表や報道を見ますと、コロナウイルス感染者数はこの数日増加を続けています。どのあたりがピークになるのかは、様々な専門家が発言されているので、なかなか見極めることが難しいと言うことだけを理解することができます。

国内も心配ですが、例えばイタリアも大変な状況のようで、大学を含む学校の休校措置もされていると聞きますし、昨日にはバチカン市内でも感染者が報告されたと報道されています。それ以外にも多くの国で感染の報告が相次いでおりますが、一日も早い事態の収束と、重篤な状態に陥っている方々の回復を祈りたいと思います。あらためて祈りの力に信頼を置きながら、いつくしみ深い神の御手にわたしたちすべてをゆだね、すべての創造主である御父の御旨が実現するようにと祈り続けましょう。

さて、すでに教区のホームページなどで公開されていますが、主日のミサをインターネットで放映しています。しばしば霊的聖体拝領の重要さを指摘しておりますが、わたしたちがミサにあずかるのは、物理的に聖体をいただくこと「だけ」を目的としているものではないことを、あらためて思い起こしてください。

共同体の一致のきずなのうちに、それぞれの場所は異なっているものの、朗読される神のみ言葉にともに耳を傾け、御聖体の前でともに祈る時を共有することには、大きな意味があります。

大変な状況の中で四旬節を過ごすわたしたちは、なんとか霊的生活を深めようとしていますが、この困難な体験のときを、学びを深めるときにもしたいと思います。特に、実際に御聖体をミサの中でいただくことができないという事態に直面して、多くの方が、「御聖体を受けたい」という心の渇望を口にされています。これを通じてあらためて、わたしたちの信仰における御聖体の持つ深い意義を見つめ直す機会としていただければと思います。御聖体について、学びを深める契機としてください。

御聖体を拝領することを希望される場合、是非とも司祭にご相談ください。個別に聖体を授けることが禁止されているのではありません。仮に、状況の変化から公開のミサ中止が予定よりも長引いた場合は、病者の拝領を援用して個別に聖体を拝領していただく機会を設けるようにしたいと考えています。

また、『なんとしてでもミサにあずかりたい』という声も多く聞こえてきます。その通りだと思います。ですから、そのなんとしてでもあずかりたいミサは、いったいどういう存在なのか、何をしているのか、何を求めているのか。ミサについて学びを深める契機としていただければと思います。

第二バチカン公会議の典礼憲章は、遠くはピオ10世の時代頃からはじまった長年にわたる典礼見直しの研究と議論の成果ですが、そこには感謝の祭儀について短くこうあります。

「したがって教会は、キリスト信者が、部外者あるいは無言の傍観者としてこの信仰の神秘に列席するのではなく、儀式と祈りを通してこの神秘をよく理解して、意識的に、敬虔に、行動的に聖なる行為に参加し、神のことばによって教えられ、主の御からだの食卓で養われ、神に感謝し、ただ司祭の手を通してだけではなく、司祭とともに汚れのないいけにえをささげて自分自身をささげることを学び、キリストを仲介者として、日々神との一致と相互の一致の完成に向かい、ついには神がすべてにおいてすべてとなるよう細心の注意を払っている」(48)

「儀式と祈りを通してこの神秘をよく理解して」のところが英語の文章を見ると、「through a good understanding of the rites and prayers they should take part in the sacred action conscious of what they are doing, with devotion and full collaboration.」となっているので、「よく理解」するのは「神秘」ではなくて「儀式と祈り」だと思いますが(ラテン語原文も「 sed per ritus et preces id bene intellegentes, sacram actionem conscie, pie et actuose participent」なので)、いずれにしろ、感謝の祭儀の『儀式と祈り』をよく理解することが重要です。

次に、今回の感染症への対策で「主日のミサにあずかる義務を免除する」ことを公示しています。ご自分の体をまもるとともに、反対にご自分が知らないうちに感染源となってしまうことを防ぐために、健康や年齢に不安がある場合に無理にでも教会まで出かけることがないように願いながら、そう定めています。

しかし同時に、主日にミサにあずかることが義務であることを、あまり気にかけておられない方も少なからずおられることにも気がつきました。できれば「カトリック教会のカテキズム」の2041項、2042項と2043項を見てくださればと思います。教会のおきてが記されています。五つあります。ここにはあえて引用して記しませんが、仮に覚えがないと思われる方は、是非とも教会の五つのおきてを探し出して、心にとめてくださるようにお願いします。

3月15日以降の対応については、関東圏の状況を見極めながら、医療関係者のアドバイスを求めつつ、司教顧問や司祭評議会のメンバーと相談しながら、検討を進めます。政府が次にどのような対応策を出してくるかは不透明ですが、そちらともタイミングをはからなくてはならないため、3月15日の主日をどうするのかの決定がぎりぎりになる可能性もあります。できる限り迅速に決定してお知らせするように努力をいたしますが、状況を勘案の上、御寛恕いただければ幸いです。

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2020年2月27日 (木)

ミサに関する文書への補足

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本日2月27日から3月14日まで、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する取り組みに協力するため、東京教区における『公開ミサ』中止を発表したところです。

数点、補足します。

1『公開ミサ』について

典礼に『公開ミサ』とか『非公開ミサ』という定義があるわけではありません。もともとの「感染対策注意喚起」の文書作成で参考にした、香港教区の文書にある「Public Mass」を、そのように翻訳しました。すなわち、現時点での主眼は「濃厚接触の可能性をできる限り低減するために何ができるか」ですので、「不特定多数の人が自由に参加できる」という意味で『公開』を使用しています。

2『ミサの中止』について

ミサは中止にはなっていません。中止になっているのは上記『公開ミサ』であって、教区内の小教区や修道院にあっては、「公開されない」形で、ミサが通常通り毎日捧げ続けられています。東京教区共同体内から、ミサが消えてしまったわけではありません。司祭はたとえ一人でミサを捧げたとしても、すべては「公」のミサとして捧げます。

『(司祭が祭儀を行うこと)それは司祭の霊的生活のためだけでなく、教会と世界の善のためにもなります。なぜなら「たとえ信者が列席できなくても、感謝の祭儀はキリストの行為であり、教会の行為だからです」』(ヨハネパウロ二世回勅「教会にいのちを与える聖体」)

3『霊的聖体拝領』について

あらためて言うまでもなく、聖体はわたしたちにとって最も重要な秘跡です。教会憲章には、次のように記されています。

「(信者は)キリスト教的生活全体の源泉であり頂点である聖体のいけにえに参加して、神的いけにえを神にささげ、そのいけにえとともに自分自身もささげる。・・・さらに聖体の集会においてキリストの体によって養われた者は、この最も神聖な神秘が適切に示し、見事に実現する神の民の一致を具体的に表す」

またヨハネパウロ二世は、「聖体は、信者の共同体に救いをもたらすキリストの現存であり、共同体の霊的な糧です。それゆえそれは教会が歴史を旅するうえで携えることのできる、最も貴重な宝だと言うことができます」と述べて(回勅『教会にいのちを与える聖体』)、個人の信仰にとってもまた教会共同体全体にとっても、聖体がどれほど重要な存在であるかを繰り返し指摘されます。

ミサは、キリストの贖いのわざとしての「犠牲とそれに続く復活を、秘跡の形で再現する」ものとして、キリストがいまここに現存し、また現存し続けると言う意味でも、教会にとって最も重要な位置を占めています。

さらにヨハネパウロ二世は「聖体のいけにえの救いをもたらす力が完全に発揮されるのは、主の体と血を聖体拝領によって受けるときです。聖体のいけにえは本来、聖体拝領を通じて信者とキリストが内的に一致することを目指しています」と述べて、聖体拝領の重要性を指摘されています。(回勅『教会にいのちを与える聖体』)

すなわち、聖体の秘跡が信仰生活にとってそれほど重要であるならば、今般の状況のように、公開のミサを一時的に中止することは、上記のように、「公』のミサは捧げ続けられるとはいえ、信徒の霊的生活の側面からは、あってはならないことです。

今回の決断は、教会が存在する地域共同体の共通善に資するために下したものですが、それが一時的に聖体祭儀が捧げられないような状態をもたらすことと、結果として生み出される善とを比較しながら到達した、何日もの祈りと熟慮と諮問の結果であることをご理解頂けると幸いです。

同時にそうであっても、司教にはどのような場合でも、信徒が聖体の秘跡に与るためにどうするのかを配慮する義務があります。

ここで注目したいのは、同じ回勅でヨハネパウロ二世がこう述べているところです。

『キリストの現存は、キリストのいけにえによる感謝の祭儀から生じ、拝領されることを目指しますが、それには秘跡による場合と、霊的な仕方による場合の両方があります」(ヨハネパウロ二世回勅『教会にいのちを与える聖体」)

わたしたちにとって欠くことのできない『聖体拝領』には、『秘跡による場合』と『霊的な仕方による場合』の二種類があるという指摘です、これが教会が伝統的に教える『霊的聖体拝領』のことであり、それはミサに与ることが様々な事情で不可能な場合のたすけであるだけではなく、聖体礼拝などの信心の持つ意味にも深くつながるものです。

それは例えば、聖体賛美式の儀式書の緒言には、「聖体の顕示と賛美式は、聖体に現存されるキリストをたたえ、聖体拝領によって最高度に実現したキリストとの一致を味わい深めるものであるから、霊と真理のうちに神に捧げるべき礼拝にとって大きな助けとなる」と記され、聖体拝領と聖体礼拝の連続した関係が示されています。

実際にミサに与って聖体拝領すること(秘跡による場合)は最も重要ですが、それ以外の場合にも、例えば聖体礼拝のうちにあって、またはミサに参加することができない場合にあって祈りのうちに、現存されるキリストとの一致を求めながら霊的に聖体を拝領することも忘れてはいけない教会の伝統です。

今回の状況にあっては、日々悪化する事態の深刻さに鑑み、また教会が存在する地域社会の共通善へ資するために、主日の公開のミサを行いませんので、秘跡による聖体拝領を受けていただくことができません。(病気など緊急の場合は、司祭にお申し出ください。例えば病院が立ち入り禁止などにならない限り、できる限りの努力をして対応します)そこで、教会には『霊的聖体拝領』の伝統があることを、是非とも思い出してください。

決まった形式はありませんが、例えばロザリオの祈りを捧げた後に、聖体のうちに現存されるキリストに思いを馳せながら、一致を求めて、心の内で拝領をすることでも良いですし、または主日にあっては、『聖書と典礼』を利用して、三つの聖書朗読を読み、共同祈願を唱え、主の祈りを唱えた後に、心の内で拝領をすることもできます。

または旧来の伝統に従って、ロザリオなどの祈りの後に、心の内に拝領し、次のような祈りを唱えることもできるでしょう。

『聖なる父よ、あなたが私の心に住まわせられた聖なるみ名のゆえに、また、御子イエスによって示された知識と信仰と不滅のゆえに、あなたに感謝します。とこしえにあなたに栄光がありますように。

全能の神よ、あなたはみ名のためにすべてをつくり、また人々があなたに感謝するため、御子によって霊的な食べ物と永遠のいのちを与えられました。力あるあなたに何にもまして感謝します。とこしえにあなたに栄光がありますように。アーメン」(カルメル会『祈りの友』より)

もちろん以前よく使われていた公教会祈祷文に掲載された祈りでも構いません。

ミサの映像配信がある場合は、通常通りミサの進行に従い、拝領の場面では、心の内に主を迎えながら、霊的に拝領します。

なおこういった事情の中で、ミサに与ることができない場合でも、祈りのうちに主と一致を求めることで(霊的聖体拝領)、教会全体で捧げられる感謝の祭儀のうちに教会全体の交わりに与ることになります。状況が少し異なりますが、『司祭不在の時の主日の集会祭儀指針」の34には、次のように記されています。

「迫害や司祭不足の理由から、短期間あるいは長期間、聖なる感謝の祭儀に参加できないでいる個々の信者あるいは共同体に救い主の恵みが欠けることは決してない。事実、彼らは秘跡に与りたいとの希望で内的に生かされており、さらに祈りにおいて全教会と一つに結ばれて神に哀願し、また自分たちの心を神にあげているからである。

彼らは聖霊の力強い働きによって、キリストの生ける体である教会ならびに主ご自身との交わりにあずかっており、秘跡の実りにもあずかっているのである」

四旬節の始まりに、このような事態になったのは残念ですが、これを是非とも振り返りの機会として、特に御聖体の持っている意味を改めて見つめ直し学ぶときにしていただければと思います。主との一致を求める心と、共同体とともに一致する心を持って祈りを捧げるとき、わたしたちは決して主と、そして共同体との交わりから、見捨てられることはありません。

(この際、ぜひご参考までに、聖ヨハネパウロ二世教皇の回勅「教会にいのちを与える聖体」をお読みください。90ページに満たない短い回勅で、学ぶところが多くあります。)

 

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2020年2月25日 (火)

新型コロナウイルス感染症に伴う、公開のミサ中止について

カトリック東京大司教区の皆様

新型コロナウイルス感染症に伴う、公開のミサ中止について

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功

2020年2月26日

新型コロナウイルスによる感染症の拡大と重篤な症例が報告されるに至り、一昨日には厚生労働省の専門家会議から具体的な見解が示されました。

感染が拡大する時期にあって、国の専門家会議は、今後、一から二週間が感染拡大のスピードを抑えられるかどうかの瀬戸際だという見解を示し、大多数が集まり濃厚な接触の可能性のある集会などの自粛が求められています。

すでに東京教区では、第一次と第二次の注意喚起をもって、感染拡大のための対策を講じてきましたが、さらに感染が拡大し多くのかたの生命が危険にさらされる可能性が出てきました。感染拡大の危険を軽減し生命を守るために、教会としてもこの重要な二週間にあってはこれまでにない対策を講じる必要があると判断いたしました。

そこで、考えられる様々なリスクを避けるため、以下のように対応を定めましたので、第一次と第二次の注意喚起とともに、具体的な対応をお願いいたします。

1:2月27日(木)から3月14日(土)まで、公開のミサを原則として中止します。

2:特に3月1日と8日の主日にあっては、小教区をはじめ、定期的に不特定多数の信徒が参集して主日ミサが行われている施設では、公開のミサを原則として中止にします。

3:ただし、結婚式や葬儀は、充分な感染対策をとった上で、通常通り行います。

4:2月27日から3月14日まで、週日のミサは、ごく小規模な参加者の場合を除いて、同様に中止します。

5:大きな状況の変化がない限り、現時点では初期対応として二週間のミサ中止を考えていますから、3月15日以降は、通常に復帰する予定です。ただしその場合も、第一次と第二次の注意喚起にご留意ください。

6:ミサ以外の諸行事に関しては、規模が小さい集まりを除いて、できる限り延期または中止するようにご配慮ください。なお飲食が伴う行事に関しては、すでに東京都が自粛の方向性を示しています。

7:3月1日と8日にあっては、東京教区の「すべての信徒」を対象に、主日のミサに与る義務を免除します。それぞれが聖書を朗読し祈りを捧げる時を持つことを勧めます。また可能であればインターネットでミサを中継できるように手配をいたしますが、その場合、中継のミサに与って霊的聖体拝領をするように勧めます。

教会にとって、日々捧げられるべきミサの中止の決断は、容易なことではありません。判断に至った状況の深刻さを、ご理解くださいますように、お願いいたします。

東京教区の小教区にあっては、観光客も含めいわゆる「不特定多数」の方々が集まる規模が大きい教会も少なくありません。また信徒にあっても、高齢の方々が増加している現実を考えると、ミサ中における濃厚接触の可能性や、ミサへ来るための移動中の感染の可能性などのリスクを回避することは重要です。もちろんそれぞれの方々の自己判断に信頼したミサ参加自粛の要請にとどめることも考えましたが、感染拡大を食い止めるための重要な二週間にあっては、その効果を確かなものとするために、ミサを中止するべきだと判断しました。

上記の通り、現時点では3月14日までの時間を区切っての対応としております。限定した期間が終了する前に今一度判断をいたしますが、行政からの積極的な自粛要請がある場合を除いて、感染期間中すべてに渡って、ミサを中止する考えはありません。感染拡大を食い止めるための、緊急避難措置とご理解いただければ幸いです。
 
もちろんわたしたちは祈りの力を信じています。病気が蔓延したからといって祈りを止めることはありません。感染に対応する様々な手段を講じる中に霊的な戦いをも含めていなければ、この世界に教会として存在する意味がありません。

「私の記念としてこれを行え」と命じられた主の言葉を思い起こすとき、ミサを中止にすると言うことは、霊的な敗北のように見えてしまいます。だからこそ、この危機に直面している時代には、通常以上に様々な祈りを捧げなければなりません。ミサの中止は敗北ではなく、祈りの持つ力を改めて認識し、祈りによって霊的に深めるための機会でもあること、また祈りの力を改めて認識する機会でもあることを心にとめたいと思います。

信仰におけるいのちへの希望を掲げながら、愛といつくしみの心を持って、感染した方々の回復と事態の収拾を、わたしたちの母である聖母マリアの取り次ぎのもと、父である神に祈りましょう。

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Suspension of Public Masses due to the Spread of COVID-19 (NOTICE)

26 February 2020

Dear brothers and sisters in the Archdiocese of Tokyo:

Re: Suspension of Public Masses due to the Spread of COVID-19

With the recent reports concerning the spread of infections and serious cases due to the new corona virus, the experts commission of the Ministry of Health, Labour and Welfare has issued on 24 February specific preventive measures and guidelines in response to the situation.

It was pointed out that with the rate of the spread of infections at this time, the next two weeks is crucial for the prevention of outbreaks, thus, recommending to refrain from holding gatherings with unspecified number of people.

In the Archdiocese of Tokyo, we have already issued two advisories concerning measures related to the COVID-19. However, it is expected that the infection will spread more widely, raising the possibility of putting many lives in danger. In order to contain the spread of the COVID-19 and to protect lives, the Church is determined to take necessary even unprecedented measures for this crucial two weeks.

In order to avoid various possible risks, we have decided to issue the following measures, and I encourage everyone to observe them together with the specific measures stated in the first two advisories.

1: In general, public masses from February 27 (Thursday) to March 14 (Saturday) will be suspended.

2: In particular, public masses on the following Sundays, March 1 and March 8, in general will be suspended in parishes and in public facilities where a large number of faithful coming from various places regularly gather for Sunday masses.

3: However, weddings and funerals will be held as usual, only after taking sufficient measures to prevent infections.

4: Weekday masses from February 27 to March 14 will also be suspended, except for small communities.

5: This two-week suspension of the mass is taken as an immediate response to the present circumstances, thus, unless there is a major change in the situation, the suspension will be lifted after March 15. In such case, kindly take note of the measures stated in the first and the second advisories.

6: For events other than masses, as much as possible kindly consider postponing or canceling them, except only for small gatherings. Concerning events serving food and drinks, please be informed that the government of Tokyo has already issued directives on the matter.

7: For March 1 and 8, all the faithful in the Archdiocese of Tokyo will be exempted from their obligations to attend Sunday mass. I recommend everyone to find time to read the Bible and offer prayers. We are looking at the possibility of broadcasting the mass via internet, and on such case, I encourage participation by viewing the live mass in the act of spiritual communion.

It is not easy for the Church to make this decision to suspend masses, which should be offered daily. But I am hoping for your understanding of the seriousness of the situation that led to such a decision.

In the parishes of the Tokyo Archdiocese, there are quite a number of churches visited by a large number of people, including tourists, who come from many different places. Moreover, thinking about the increasing number of elderly people among the faithful, it is important to put efforts in avoiding risks, such as the possibility of close contact with other people during the mass and the possibility of getting infected along the way as they travel to church. We have certainly considered the possibility of emphasizing personal responsibility of the faithful in their participation in the mass. However, during this crucial two weeks, in order to prevent the spread of the infection, and to ensure its effectiveness, it was decided that the mass should be suspended.

As mentioned above, the period until March 14 is an immediate response to the situation at the moment. Before the prescribed period ends, a decision will be made once again, and unless there is a serious request from the government to refrain from holding gatherings, there is no plan to continue the suspension of the mass during the entire period when there are cases of infections. I hope you understand that this as an emergency safety measure to stop the spread of the infection.

We absolutely believe in the power of prayers. There is no stopping us from praying just because the infections had spread widely. In taking various practical measures to respond to COVID-19, there is no point in having a Church in this world unless we include our spiritual response in our fight against COVID-19.

Recalling the words of our Lord commanding "Do this in memory of me," would lead us to think that the suspension of the mass is for us a spiritual defeat. The fact is we must offer more prayers than usual during this time of crisis. The suspension of the mass is actually not a defeat, but rather it is an opportunity for us to reaffirm the power of prayer, to deepen our spiritual life through prayer, and to recognize from our hearts its power.

Grounded on a faith that hopes for life, with compassion and love, let us pray to God our Father, through the intercession of our blessed Mother, that He may restore those who are infected by COVID-19 and take full control of the situation.


Tarcisio Isao Kikuchi, SVD
Archbishop of Tokyo

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2020年1月31日 (金)

新型コロナウイルス感染症に伴う注意喚起

カトリック東京大司教区の皆様

新型コロナウイルス感染症に伴う注意喚起

カトリック東京大司教区 大司教
菊地功
2020年1月31日

この数週間、新型コロナウイルスによる感染症の発生が報じられ、国内でも数例の感染事例が公表されています。

今般の新しい感染症について、不確かな情報に基づいていたずらに不安をあおるようなことは避けなければなりません。しかし、日本では毎年この時期に、インフルエンザ感染への注意喚起がなされることでもありますので、ある程度の常識的な感染予防措置をもって備えることは、不特定多数が定期的に集まる教会にあって、無駄ではありません。

常識的な事もありますが、以下に記す諸事項にご留意くださるように、お願いいたします。皆様が、教会内外の兄弟姉妹の心身の健康に思いを馳せ、賢明な行動をとってくださることを期待しております。

1:一般的な衛生対策として、咳エチケットに配慮し、手洗いを心がけましょう。聖堂や信徒会館の入り口に、手指消毒用のアルコールを設置しましょう。

2:体調不良の場合は、無理をせずに、ミサの参加の自粛をお願いします。具体的には、咳、発熱、呼吸困難ですが、特に、咳や37.0℃以上の発熱などの風邪症状がある人は当面の間、ミサに来ることをお控え下さい。
なお2月2日から当面の間、風邪に類似した症状で体調が優れない場合は、主日のミサに与る義務を免除します。

3:2月2日から当面の間、聖堂入り口などに用意された聖水盤は、使用を控えます。

4:体調に不安がある場合、ミサ中にマスクを着用して構いません。また聖書朗読者や先唱者、侍者にあっても、同様にマスクを着用して構いません。

5:司祭や臨時の聖体奉仕者をはじめ、御聖体を手で拝領する方は、必ずミサ前に充分に手を洗ってください。

6:咳や熱がある場合、口(舌)での聖体拝領はご遠慮ください。

なお、今後の推移を見守りますが、行政から集会などの自粛要請があった場合は、それに従い、対応を定めてまいります。

信仰におけるいのちへの希望を掲げながら、愛といつくしみの心を持って、感染した方々の回復と事態の収拾を、わたしたちの母である聖母の取り次ぎのもと、父である神に祈りましょう。

 

31 January 2020

Dear brothers and sisters in the Archdiocese of Tokyo:

ADVISORY FOR NOVEL CORONAVIRUS (nCoV) INFECTIONS

In the last few weeks, we have heard reports of the outbreak of the novel coronavirus (nCoV), as well as several cases of infection here in Japan.

We must avoid the spread of suspicious information about this new infectious disease which causes people unnecessary anxiety. Since we are called to take precautions about influenza during this time of the year in Japan, it proves helpful that we are equipped with some common knowledge about proper preventive measures against infections, especially in the church where a large number of people gather.

I invite you to take note of the following information below, some of which may be common knowledge. I encourage everyone to take care of each other, brothers and sisters in and out of the Church, keeping healthy in mind and body, and acting wisely at all times.

1: As a general hygienic measure, let us not forget the cough etiquette, and let us wash our hands regularly. Alcohol hand sanitizers are to be made available near entrances of the church and parish hall.

2: For persons who are not feeling well, they need not force themselves to come to Church and may refrain from attending the mass. In particular, those who have cough, fever, breathing difficulties, and especially those displaying flu-like symptoms such as cough and fever of 37℃ or higher, are requested for the time being to refrain from coming to mass.
From 2 February onwards until further notice, those who are not feeling well due to flu-like symptoms will be exempted from the duty to attend the Sunday Mass.

3: For the time being from 2 February, no holy water will be placed in fonts at church entrances.

4: For persons who are worried about their physical condition, wearing of masks during the mass will be allowed. For the same reason, even lectors, commentators and altar servers may also wear masks.

5: Especially for priests and Eucharistic ministers, and for those who receive Holy Communion by hand, they should wash their hands thoroughly before the mass.

6: For persons with cough or fever, kindly refrain from receiving Holy Communion by mouth (tongue).

We will continue to closely monitor the development of the situation. However, if the authorities issue control measures advising people to refrain from having public assemblies, then we will comply accordingly.

Grounded on a faith that hopes for life, with compassion and love, let us pray to God our Father, through the intercession of our blessed Mother, that He may restore those who are infected and take full control of the situation.

Tarcisio Isao Kikuchi, SVD
Archbishop of Tokyo

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